ごく平凡な人生を送っていた男オ・デスは、意識を取り戻すと、狭い監禁部屋にいた。その後15年間、理由も分からないまま監禁され続け突然解放される。いったい誰が!?何の目的で!?若い女性ミドの助けを借りて復讐を誓うデスのもとに現れた謎の男ウジン。彼はデスに5日間で監禁の理由を解き明かせと、お互いの命を賭けた「ゲーム」をもちかける。そこには想像を絶する、恐るべき策略がめぐらされていた…。

ニューヨークの駅構内。不審な行動を見咎められ警察に連行される謎の男プロート。彼は自らを遥か1,000光年彼方のK-PAX星からやって来た異星人だと名乗り精神病院に送られる。プロートの治療に当たるのは精神科のパウエル医師。初めのうちは単なる妄想か虚言と高を括っていたパウエルだったが、その落ち着き払った言動や理路整然とした説明にかすかな疑問を抱き始める。さらに、プロートの存在は他の患者たちにも強い影響を与え、パウエルが治せずにいる患者たちがみるみる回復していく。

異性を愛せぬトラウマを抱える女性の運命的な恋の、切ない顛末を描く官能劇。“SMの女王”として人気を博した谷ナオミが、ピンク映画の大御所・小川欣也監督と組み、男嫌いな板前の揺れる恋心を熱演。鮨屋を営むお久は、妖艶な容貌と腕の立つ板前として多くの常連に慕われるも、亡父から虐待され男性不信となり、かずえとの情欲に溺れていたが、異性とも関係をもつ彼女を目撃し衝撃を受ける中、謎の板前・信吉と出逢う。