ニューヨークのデパートで、サンタクロースとして雇われた白ヒゲの老人クリス・クリングル。クリングルのサンタは評判を呼ぶが、彼は「自分は本物のサンタだ」と主張し、ついには裁判が開かれる――

エベニザー・スクルージ(ジム・キャリー)は、部下の事務員(ゲイリー・オールドマン)や甥(コリン・ファース)に怒鳴り散らし、クリスマス・イブの日も、周囲に温かい言葉ひとつかけることもなく、金勘定に勤しんでいた。しかし、クリスマスの精霊が彼の目の前に現れ、自分の過去、現在、未来を巡る旅へと連れ出され、埋もれた真実を知っていく。そしてスクルージは、嫌われ者だった自分を見つめ直し、心を開こうとする…。

ニューヨーク西34丁目にある老舗デパートのコールズは、営業不振に苦しんでいた。そんな中、クリスマス恒例のパレード開始直後にサンタクロース役が酔い潰れてしまい、責任者のドリーは、偶然居合わせた老人クリスを代役に起用する。サンタのイメージにぴったりのクリスの活躍でパレードは大成功を収め、デパートの売り上げも急上昇。しかし、ライバルのデパートの社長たちの陰謀によって、事態は思わぬ方向に…。