霊体にレイプされるというショッキングな実話を基に製作されたオカルト・ホラー。ある夜、ロサンゼルスに住む2人の子持ちのシングル・マザー、カーラ(バーバラ・ハーシー)は自室で就寝中、何者かに強姦されかけたために驚いて起きるが、周りには誰もいない。その後もたびたび、不可解な現象に襲われ続けるカーラは、偶然知り合った精神科医師(ロン・シルヴァー)に相談するが、「幻覚じゃないか」と言われる。謎の現象はなおも起こり続け、ついには息子までもが怪我をしてしまう。困ったカーラは超心理学者を頼り、そして現場を訪れたクーリー博士(ジャクリーン・ブルックス)は、「この謎の現象はエンティティーの仕業である」と断定する。まもなくカーラは、恋人(アレックス・ロッコ)の目の前で全裸に剥かれ、犯されてしまう。
「ガール・オン・ザ・トレイン」「ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌」のヘイリー・ベネットが異物を飲み込むことで自分を取り戻していく主婦を演じるスリラー。ニューヨーク郊外の邸宅で、誰もがうらやむような暮らしを手に入れたハンター。しかし、まともに話を聞いてくれない夫や、彼女を蔑ろにする義父母の存在など、彼女を取り巻く日常は孤独で息苦しいものだった。そんな中、ハンターの妊娠が発覚し、夫と義父母は待望の第一子に歓喜の声をあげるが、ハンターの孤独はこれまで以上に深くなっていった。ある日、ふとしたことからガラス玉を飲み込みたいという衝動にかられたハンターは、ガラス玉を口に入れて飲み込んでしまう。そこでハンターが痛みとともに感じたのは、得も言われぬ充足感と快楽だった。異物を飲み込むことに多幸感を抱くようになったハンターは、さらなる危険なものを飲み込みたい欲望にかられていく。
ある事情により現場を離れ、緊急司令員として勤務する刑事が受けた1本の通報。電話の向こうの被害者を救うため必死で策を練る彼を、思わぬ真実が待ち受けていた。
友だちとの遊びから帰ってきた女子高校生ルビー・ベイカーを待ち受けていたのは両親の交通事故死という突然の訃報。ルビーと弟のレットは二人きりで取り残されてしまう。しかし、二人には400万ドルの遺産が残されていた。そして、二人が成人するまでは両親の遺言に従って、昔の隣人で心優しいグラス夫妻が面倒を見ることになる。