アメリカの脳外科医フレデリックは、かのフランケンシュタイン博士の孫。彼は家督を継ぐため祖父の城に行くが、その城の地下に実験室と実験ノートを発見、誘惑にかられて怪物を甦らせてしまう。しかもアブノーマルな脳みそを入れてしまった為に、村中が大騒動に……!

フランスの片田舎。ネズミのレミーは天才的な嗅覚と味覚を持ち、いつの日かシェフになることを夢見ていた。もちろん、それが叶わぬ夢と知りつつ。人間のキッチンにとって、ネズミは最も嫌われる存在だからだ。しかしある日、古巣を追われた家族と逃亡の途中ではぐれてしまったレミーの前に、彼が最も尊敬する亡き天才シェフ、グストーのゴーストが現れる。グストーはレミーを、パリにある自分が経営していたレストランにまで導いた。

ニューヨークにやって来た青年スレヴン(ジョシュ・ハートネット)は友人に間違えられ、大物ギャングのボス(モーガン・フリーマン)に拉致されてしまう。ボスは借金返済の代わりに敵対するギャング、ラビ(ベン・キングズレー)の息子殺害を命令。しぶしぶ了解したスレヴンは、その後まもなく今度はラビに誘拐される。

ニューヨークの出版社に勤めるやり手の編集長マーガレット。40代独身で妥協を許さない彼女は、部下たちから“魔女”と恐れられていた。ある日、彼女は入国管理局から国外退去を命じられる。カナダ国籍の彼女は、忙しさでビザの申請を忘れていたのだ。なんとか処分を逃れたい彼女は、その場にいたアシスタント、アンドリューと結婚するとでまかせを言ってしまう。だが、もし嘘が発覚すれば両者とも重罪に問われることになってしまう。

人間の血が好物の吸血植物をめぐる大騒動をミュージカル風のコメディに仕上げた。もとはロジャー・コーマンの監督作だが、これは86年のリメイク作。出演はリック・モラニス、エレン・グリーンら。

働きアリのジーは体力がないのにトンネル工事につかされており、自分の望む道は他にあると夢想していた。ある日、コロニーの王女バーラと偶然バーで出会ったジーは彼女に一目ぼれ。彼女に会いたい一心で、ジーは親友の兵士アリ、ウィーバーと入れ替わり閲兵式に出席する。ところがその場でジーは精鋭部隊の兵士として選ばれ、凶暴な白アリ軍との戦いに駆り出されてしまう。