50億年前、巨大隕石が地球に衝突した結果、地球は23.5度傾き、それが世界各地に四季を生み出すことになった。カメラはまず北極で、地球温暖化の影響と苦闘するホッキョクグマの母子を捉える。彼らは海に氷が張った冬の間に狩りを終えなければならないが、温暖化で氷が解けるようになったせいで狩りは困難に。続いてカメラは南下し、熱帯雨林の動物たち、アフリカゾウ、ザトウクジラ、アムールヒョウらの生態を見つめていく。

東アジアに位置し、日本からも近い台湾。その土地を上空から眺めると、フォルモサ(麗しの島の意)と呼ばれるのも納得の美しい山や海や田園の風景が広がる。だが一方で近代化の波による影響で異変が起きているのも確かで、各地で環境破壊が起こっていた。