1954年、ニュー・イングランドのとある地域にある大邸宅で、ディナー・パーティが開かれる。ゲストの顔ぶれは、上院議員ピーコック夫人、ワシントンのホステスとしてすご腕を発揮している。ワズワース、殺人を目のあたりにしても少しも騒がない無表情な男だ。ある重要人物の未亡人で腹黒い女ホワイト夫人、精神料医プラム教授、上品な官僚グリーン氏。いばりちらしてばかりいるマスタード大佐、セクシーでずる賢く自分の欲しいものを手に入れる術を心得ているスカーレット。他にフランス人メイド、イヴェット、ボディ氏らの面々だ。その夜、パーティーは緊張の中で開かれやがて彼らの秘密が暴かれる。
ローマに滞在する若き米人作家サム(T・ムサンテ)は、夜の画廊でナイフを手に揉み合う2人の人影を目撃する。サムの出現で現場から黒いコートの人物が逃走し、腹部に傷を負った美女モニカ(E・レンツィ)が残された。彼女は女性ばかりを狙う連続殺人鬼の新たな犠牲者になりかけたのだった。事件の参考人として警察に帰国を足止めされたサムは、作家特有の探求心から独自の調査を開始。殺人者につながる“水晶の羽を持つ鳥"という手掛かりをつかむが、事件は意外な展開を見せ始める・・・。
韓国映画界の気鋭ナ・ホンジンが原案とプロデュースを手がけた最恐ホラー。タイ東北部の村の祈祷師一族に生まれた美しい娘が、想像を超えた何者かに取り憑かれてしまったことから比類なき事態が巻き起こる。
少女の内側にあるのは、2人の幼なじみの間で揺れる乙女心。そして、生けるモノをむさぼり食う血に飢えた悪魔…。夜ごと姿を現す悪魔が、少女を苦しめてゆく。