スポーツ記者のラウル・デュークと、サモア人で弁護士のドクター・ゴンゾー。彼らはバイクレースの取材のため、トランク一杯に「治療薬」と称したあらゆるドラッグを詰め込み、一路ラスベガスへ。超一流ホテルのスウィートルームに到着した彼らは、取材そっちのけで、早速ドラッグ三昧。ホテルを荒らしまくってやりたい放題する。
子供時代を実家の牧場で過ごしていたヘンリーだったが、とある事件や親の死が重なり羊恐怖症に陥ってしまい実家の牧場を離れていた。それから15年後、兄のアンガスから農場を売るため、呼び出され、里帰りをする。しかし、牧場ではなにやら羊を使って秘密の遺伝子研究がされていた。その秘密を暴こうと、環境活動家グラントは1頭の狂暴化した子羊を盗み出すのだが、子羊に噛まれたグラントもまた狂暴化してしまい…。
海沿いの町イーグルズ・ネスト。そこでバーを経営しているアリスは、夫であり共同経営者でもあるジャックの暴力に耐えかね、ディランという青年との浮気に走っていた。だが、それを知ったジャックは激しく怒り、殺し屋であるチャーリー・ウルフにアリスの殺害を依頼するのだった。一方その頃、ジャックの妹ルーシーとその夫で歯科医のネイサンは、ギャンブルで作った多額の借金を前に頭を抱えていた。そこで彼らが思いついたのが、兄嫁であるアリスをルーシーに見せかけて殺害し、ルーシーに掛けた生命保険で借金を帳消しにすることだった。しかし、その計画を悪徳警官のブルースに知られてしまったことで、ネイサンは手に入れた金の半分を渡すようブルースから脅しを受けてしまうのだった。一人の殺し屋と六人の悪党、それぞれの思惑は交差し合い、それぞれの命を奪う大騒動に発展する。