南部で発生した殺人事件の容疑者として、駅で列車を待っていた黒人青年ヴァージルの身柄が拘束された。しかし警察の取り調べによって、ヴァージルは殺人課の刑事であることが判明する。警察署長のビルは、ヴァージルに反感を覚えながらも、協力して捜査を進めていくが……。
ジョン・W・キャンベル・Jrの『影が行く』を基にハワード・ホークスが製作した50年代SF映画の代表傑作。アラスカの観測基地を舞台に、発掘された氷塊の中から出現した吸血異星人と戦う軍人・科学者たち。ダイナミックな演出でクライマックスまで一気に見せる。 1982年には、ジョン・カーペンター監督によりリメイク作品の『遊星からの物体X』が製作された。
シカゴを震撼させていた連続殺人鬼チャールズ・リー・レイは警察に追い詰められ、近くの玩具店へ逃げ込む。そこで彼は刑事に撃たれ、そばにあった人形に呪いの言葉を唱えながら絶命する。数日後、6歳の誕生日を迎えた少年アンディは、母カレンからおしゃべりするチャッキー人形をプレゼントされるが、その人形こそ、チャールズの魂が乗り移った呪いの人形だった。やがてアンディとカレンの周囲では奇怪な事件が起こりだした。
ダミアンは彼の養父母の死後、ロバート・ソーンの弟リチャード夫妻に引き取られ養子として暮らしていた。 ダミアンはリチャードの子マークと共に陸軍士官学校へ通い始める。ダミアンの正体を探る神父ブーゲン ハーゲンよりダミアンの正体を知ったリチャードの伯母はダミアン殺害を謀るが惨たらしく事故死してしまう。 この頃から再びダミアン以外のソーン一族が変死しはじめるのだった。ダミアン自身も自分の周りで起こる怪異や 自分に備わっていく不思議な力に戸惑い悩んでいくが、行く先々で彼に尊敬の念を持つ狂信的な人々に支えられ て行く。ダミアンを引き取ってから周りで起こる怪異に、伯母がかつて言っていたダミアンのばかげた正体 に確信を得るためブーゲンハーゲン神父を尋ねるリチャードだったが神父は既に亡くなっており彼の遺品を 調べていくなかで恐ろしいダミアンの正体を信じることとなってしまう。
前作から5年。再び.44マグナム・S&W M29を手に、ハリーはサンフランシスコで、自らも”駒”になった、死亡予想ゲーム“デッドプール”を元に展開する連続殺人事件に挑む。サンフランシスコ市警のハリー・キャラハン(クリント・イーストウッド)刑事は賭博王ジャネロを強引な手口で逮捕した。テレビ中継でその模様を報道されたハリーは有名人となるが、その中継をテレビで秘かに見つめる人物が「死亡予想」と書かれたリストにハリーの名を書く。一方、市警はテレビ中継の一件以来、人気者になった彼の身を案じ、護衛も兼ねた相棒に中国人の刑事クワン(エヴァン・キム)を配置させる。やがてホラー映画に出演中のロックシンガーのジョニー(ジム・キャリー)が強力な合成ヘロインを口に押し込まれ殺害される事件が起こる。現場に駆けつけたハリーは、発見者である映画監督のピーター(リーアム・ニーソン)に出会うが捜査に結びつく情報は得られない。そしてチャイナタウンのレストランで強盗事件にハリーが遭遇した際、犯人の流れ弾に当たりジョニーが出演する映画の経理を担当していた男が死亡し、その胸ポケットから「死亡予想」と書かれたリストが見つかる。リストにはジョニーや他の有名人と共にハリー自身の名前も書かれていた…。
1939年8月、一人の赤ん坊が食肉処理工場の血まみれの床で生まれた。その子は生まれながらの奇形児で、生肉の包装紙に包まれ、すぐにゴミ箱に捨てられた。たまたまゴミを漁っていた女に拾われた赤ん坊はトーマスと名付けられ、女の家族ヒューイット家で育てられる。 トーマスは6歳のとき、自傷性の変性顔面異常症と診断されるが、その頃から動物を殺して解体するなど異常性が際立っていた。 やがて9歳から食肉処理工場で働き始めた彼は、30歳のとき食肉処理工場が閉鎖されたショックから工場長をハンマーで殴り殺してしまう。住む土地に異常な執着を持つヒューイット家は、逮捕に来た地元の保安官を殺害し、その人肉を食卓に並べた。かくしてヒューイット一家の殺戮が始まった。 ある男女4人が交通事故に合い、内3名が保安官の格好をしたホイト・ヒューイットのパトカーに拘束されヒューイット家の自宅に連れて行かれてしまう。そこには冷酷な殺人鬼と変貌しつつあるレザーフェイス(トーマス)が待ち構えていた。
友人の結婚式の帰り道、クリスティン・マッケイは恋人のジェームズ・ホイトからプロポーズされるも断ってしまい、気まずいまま別荘に帰宅する。深夜、ドアがノックされ不気味な声が聞こえてくる。ドアを開けると、そこには見知らぬ女が立っており…。
物語の舞台はネブラスカ州の小さな田舎町。 ある日、一人の少年に突如トウモロコシの神が舞い降り、彼は教祖となった。 そして、町の子どもたちが一斉に<大人狩り>を始めた…。
大学での歴史の授業中に悪ふざけをやらかし、授業後に提出したレポートの内容もふざけたものであったことから、担当の教授から「退学処分にされたくなければ、春休み明けまでにレポートを書き直してこい」との注意を受けた3人の大学生が、春休みに入るとともに車に乗ってデイトナへの旅に出る。一行は途中で立ち寄ったガソリン・スタンドにて、3人の男女と出会う。車での旅を続けていると、道の途中に「迂回せよ」と書かれた看板が設置されていた。一行はそれに従って運転しているうちに、とある場所に迷い込む。そこはプレザント・ヴァリーという名の小さな町であった。一行が道に沿って進んでいくと、沢山の住人が現れて拍手しながら嬉しそうに一行を歓迎する。ここでは記念祭の真っ最中であり、アメリカ北部からの訪問客を歓迎しているという。ガソリン・スタンドにて出会った3人の男女、さらに別の男女2人組もこの町にやってきた。彼らはここに滞在することを決める。