キャスリンはある日、夫ヒューが浮気をしているという謎の電話を受けて以来、昔の恋人の幻影を見始めるようになる。 心配したヒューは彼女を田舎へ連れて行き静養させることにするが、幻影は治まるどころかさらにエスカレートしていく。

画家であり、小説家でもあるP・リドリーの初監督作品。1950年代、アイダホ。小麦畑の広がる田舎に育った8歳のセスは、ある日友達のイーブンとキムと共に一人暮らしの謎めいたイギリス人女性ドルフィンにいたずらをし、母に叱られて謝りに行かされた。鯨の骨や古いモリが飾られた異様な雰囲気の家の中で、自殺した夫の髪の毛や歯をドルフィンに見せられたセスは、たまたま父が読んでいた本からの連想で彼女を吸血鬼と思い込む。その翌日、イーブンの死体がセスの家の井戸の中から発見された……。

神父の自殺という背徳行為によって、呪われた地ダンウィッチでは“地獄の門”が開かれようとしていた。事件を知った記者と女霊媒師は彼の地へ赴くが……。美女の口から吐き出される内臓、頭骸を貫通する電動ドリル、暴風雨のごとく降り注ぐ蛆虫、納骨所で蠢く死者の群れと、これでもかといわんばかりにひたすら繰り広げられるショック・シーン。