女校生の橋本佐代子(望月真美)は女教師南順子(麻生かおり)にレズビアンチックでメルヘンな慕情を抱く孤独な少女。父親と実の母親はおらず、継母のときよ(泉ユリ)は連れ子しか可愛がらず、家の仕事をすべて佐代子にさせている。ときよには英次(下元史朗)という情夫がいるが、英次は佐代子が帰ると性的ないたずらを続け、処女は守ってやるつもりで毎日のようにアナルセックスを強要した。佐代子の憧れる順子は、佐代子をネチネチといたぶるワキガの嫌味な教師宮本(刈田広)と付き合っており、ワキガの匂いを嗅ぎ、脇を舐めながらの変態的なセックスに快感を覚えていた。ある日佐代子は職員室に忍び込み順子のルージュを盗んで女子トイレでそれを使ってオナニーに耽る。そんな佐代子を同級生たちがいじめ、大事な順子の写真を貼ったノートを盗られレズとののしられる。そして体育の道具室に監禁され縛られて散々いたぶられた上放置される。佐代子はその場で放尿。そこへ知らずに順子が宮本と来て変態的なセックスを繰り広げ、それを見た佐代子はショックを受ける。後に順子に助けられるが自分の痴態を見られた順子は佐代子に「だって気持ちよくなっちゃったんだから仕方がないでしょ! 」と言うしかなかった。家に帰ると英次がまた佐代子に怒張した自分の肉茎を強引にしゃぶらせる。ところがいつしか佐代子の方が英次を吸い尽くし始めていた。そこへときよが現れ驚愕する。二人を離れさせようとするが、佐代子に蹴り飛ばされる。「今度はお尻からして・・・」と英次にせがむ。泣きわめくときよを後目に英次は佐代子のアナルに挿入した。恍惚となる佐代子。しかしそれでは終わらなかった・・・。 執拗な性的いじめを受け続け現実逃避していた女校生が憧れの女教師の変態的なセックスを目撃したことをきっかけに凄まじい性の淫獣へと変わってゆく様を描いた異色のメルヘンポルノ。1985年度作品。

令嬢としての気位の高い女が野卑な使用人の男にレイプされ、性のエクスタシーを体験するまでを描く。脚本は「柔肌色くらべ」の三井優と阿木深志の共同執筆、監督は「制服肉奴隷」のすずきじゅんいち、撮影は「高校教師・失神!」の野田悌男がそれぞれ担当。

女医の久美と同僚の医師、北見は恋人同士。そんな中、北見に想いを寄せる看護婦のりえに渡されたビデオテープを見ると、男と激しく絡み合う女が久美の姿であることに愕然とする。身に覚えのない久美は、りえからテープの入手先をきき、潔白を証明しようとするが・・・。

夏のある日、ちひろ(原悦子)は養父・軍治(江角英明)の危篤の報に6年ぶりに帰郷した。自宅は軍治が警官を辞してから射的屋を営んでいた。彼女は店内に入ると店番をしている光一(田山涼成)がいた。彼によれば、軍治は危険な状態は回避したもののガンに冒されており、余命3か月と診断されているという。ちひろは冷ややかな表情だった。彼女の脳裏には6年前の、高校2年生の夏の一場面が蘇っていた。 ・・・軍治は警官の制服姿のまま拳銃をちひろに突きつける。「お前が憎い。こんな女らしく育ったお前をみてると、たった11歳で殺されちまったみゆきが思い出されて・・・」軍治はちひろを押し倒し・・・。