1969年、自らを“ゾディアック”と名乗る男による殺人が頻発し、ゾディアックは事件の詳細を書いた手紙を新聞社に送りつけてくる。手紙を受け取ったサンフランシスコ・クロニクル紙の記者ポール(ロバート・ダウニーJr)、同僚の風刺漫画家ロバート(ジェイク・ギレンホール)は事件に並々ならぬ関心を寄せるが……。<アメリカ犯罪史上最も危うい連続殺人鬼と言われる“ゾディアック・キラー”を題材にした話題作。ゾディアックに関わり、人生を狂わされた4人の男たちの姿を描く。監督は『セブン』のデビッド・フィンチャー。『ブロークバック・マウンテン』のジェイク・ギレンホールが、事件の謎を追い続ける風刺漫画家を演じる。徹底したリサーチを基に練り上げられたサスペンスとしても、4人の男たちの生き様をリアルにつづった人間ドラマとしても楽しめる。>

探偵フィリップ・マーロウがメキシコへと送った友人が自殺した。彼には妻殺しの容疑がかけられていた。一方、別件で行方不明の作家を探し出したマーロウは、彼が死んだ友人夫妻の知り合いだという事を知る。やがて、友人が持ち逃げした金を返せとギャングが現れる…。

ニッキー(ローラ・ダーン)とデヴォン(ジャスティン・セロー)は、映画監督のキングスリー(ジェレミー・アイアンズ)が手掛ける映画に出演することになる。その作品は、ある秘密を抱えており、主演女優のニッキーは役にのめりこむにつれ、次第に役柄と私生活を混同し始めるようになる。

人里を離れて生活をしていたファイアフライ一家は、武装警官たちに襲撃され、銃撃の中で目を覚ます。ママは捕獲され、オーティスとその妹のベイビーだけは脱出に成功し、モーテルに身を潜めた。お尋ね者となった兄妹はそこでも惨たらしい殺人を犯し…。

不運な事件に巻き込まれ、8年の刑期を終えて出所した元軍人のキャメロン。彼は一刻も早く愛する妻子の顔が見たいと、連邦保安局の空輸機に乗り込んだ。だが、その空輸機は凶悪犯サイラスが率いる囚人グループにハイジャックされてしまう。

ニューヨークのナイトクラブ経営者が、ロシアンマフィアの殺し屋から兄と父を救おうとする。

ヒッチコックの名作『ダイヤルMを廻せ!』を完全リメイク。ブルックリンの古いロフトで愛し合うエミリーと若き画家。彼女は実業家の夫を持つ人妻だった……。不倫の絡んだ完全犯罪サスペンス。

ウォール・ストリート・ジャーナル紙の記者であった夫、ダニー・パールの生と死にまつわる恐ろしくも忘れがたい物語を、マリアンヌ・パールが語ったものを基にしています。

ある日、ロンドン郊外に住むスターンウッド将軍の家に招かれた私立探偵マーロウ。道中ものすごいスピードで抜いていったジャガーを運転していたのは、将軍の次女カミラだった。大富豪の将軍は、本屋を営むガイガーからカミラの件で脅迫されており、その解決をマーロウに依頼した。帰り際に、長女のシャーロットが現れ、1ヶ月前に失踪した夫リーガンの捜索を依頼されたのかと聞いてきた。ガイガーの古書店を訪ねたマーロウは、裏でエロティックな本を貸していることを突き止める。ガイガーの家を見張っていると、カミラのジャガーが前に止まった。家の中から銃声が聞こえ、マーロウが進入すると額を撃ち抜かれたガイガーの死体と全裸で写真を撮られ、茫然自失となっているカミラの姿があった。

カンサスから来た娘、オーファメイ(S・ファレル)から失踪した兄を探してほしいと依頼された私立探偵マーロウ(J・ガーナー)。兄が住んでいたアパートを訪ねるが部屋にいたのは別人で、さらに管理人は首をアイスピックで刺されて殺されていた。あるホテルに呼び出されたマーロウはそこでサングラスで顔を隠した女に襲撃され、彼を呼び出したチンピラの男もアイスピックで殺されていた。現場でカメラ店の引換券を見つけたマーロウは、現像された写真に暗黒街の顔役スティールグレーブ(H・M・ワイナント)と人気女優メイビス(G・ハニカット)がプールサイドで愛し合っている姿が撮影されていた。メイビスの家の訪ねたマーロウは、スティールグレーブが差し向けた殺し屋(B・リー)に、この件から手を引けと脅される…