独裁国家となった未来のイギリス。TV局で働くイヴィーは外出禁止時間帯の夜に秘密警察に見つかり、絶体絶命の危機に見舞われたところを、"V"とだけ名乗る仮面の男に命を救われる。しかし、"V"と名乗るその男は、国家を相手にひとりテロ活動を続け、クラシック音楽の調べにあわせて街を爆破、TV局を不法占拠し、政府要人を暗殺していく、正体不明、経歴不詳、善か悪かの判別不能の男だった。1605年に国王の圧制に反発し国家転覆を図り失敗に終わったガイ・フォークスにならって、イギリスの反逆精神の象徴となったその日、11月5日-ガイ・フォークス・デイ-に、国民の決起を呼びかける"V"。正義か、犯罪か。"V"とは一体何者なのか?"V"と出会い、自分自身についての真実をも知るようになったイヴィーは、図らずも"V"の協力者となり、自由と正義を取り戻す革命のために立ち上がったー。
1950年。第二次世界大戦の終結による満州国の崩壊と国共内戦の終結により、共産主義国である中華人民共和国の一都市となったハルビン駅の構内。5年間にわたるソビエト連邦での抑留を解かれ、中華人民共和国に送還された「戦犯」達がごった返す中で、列から外れた1人の男が洗面所で自殺を試みる。男は監視人の手により一命を取り留めるものの、薄れ行く意識の中で幼い日々の頃を思い出していた。この男こそ清朝最後の皇帝にして満州国の皇帝、「ラスト・エンペラー」と呼ばれた愛新覚羅溥儀その人であった。
南北戦争終結後、かつて敵同士であった南軍、北軍の二人の大佐がメキシコへ向かう道程で困難に立ち向かいながら互いに協力し合って行く西部劇。 南北戦争終結直後、旧北軍と旧南軍の大佐が、互いに協力しながら困難に立ち向かっていく西部劇。北軍大佐だったトーマスは部下たちと3000頭の馬を率いてメキシコへ向かっていた。一方、同じくメキシコヘ向かっていた旧南軍大佐のラングドン一行は途中、盗賊に狙われるが、トーマスの事前の忠告と協力で窮地を救われる。友情で結ばれた2人は目的の場所を目指すが…。
クリス役にジョージ・ケネディを迎えた、人気西部劇『荒野の七人』シリーズ第3弾。圧政が強いられるメキシコで革命指導者が捕らえられた。指導者を救い出す為に雇われた“荒野の七人”がメキシコ軍の監獄を襲撃するが……。