ビリー、パディ、アーチー、サムの4人組は、幼い頃からの大親友。ある日、唯一独身を貫いてきたビリーが若い娘と結婚することになり、ラスベガスで派手なバチェラー・パーティーを行うため、3人と久しぶりの再会を果たす。久しぶりに羽目を外すことに年甲斐もなく興奮する面々だったが、パディだけは浮かない顔をしていた。先立ったパディの妻のソフィの葬儀に、ビリーが出席しなかったのを根に持っていたのだ。しかし、アーチーがカジノで大勝し、最高級ホテルやクラブで派手に騒ぐうち、次第にパディにも笑顔が戻っていく。ところが、4人の前に美人の歌手が現れたことで、彼女を巡って再びビリーとパディは対立してしまう。対立の原因はそれだけではなく、実は二人には幼い頃から続く大きな確執が隠されていたのだ。

会社を経営するリチャード(ピアース・ブロスナン)は、ある企業の誘いで会社をバイアウトしていたが、定年を迎える日にそれが詐欺だったことが判明。会社は倒産に見舞われ、退職金や年金も手にできないことに。一文無しになったリチャードは元妻ケイト(エマ・トンプソン)と共に、悪徳企業の存在を突き止め、お金を取り戻そうとするが……。