ロサンゼルスにある一流レストランで総料理長を務めているカール・キャスパー(ジョン・ファヴロー)は、メニューに口を出すオーナー(ダスティン・ホフマン)と対立し店を去る。次の仕事について考えなければならない中向かったマイアミで、絶品のキューバサンドイッチと出会う。別れた妻(ソフィア・ベルガラ)や息子(エムジェイ・アンソニー)、友人(ジョン・レグイザモ)、と協力し合い、フードトラックでのキューバサンドウィッチの移動販売を始めるカール。行く先々でサンドウィッチを作りながら、原点に戻り料理や生きる上での情熱を取り戻そうとする……。

会社を経営するリチャード(ピアース・ブロスナン)は、ある企業の誘いで会社をバイアウトしていたが、定年を迎える日にそれが詐欺だったことが判明。会社は倒産に見舞われ、退職金や年金も手にできないことに。一文無しになったリチャードは元妻ケイト(エマ・トンプソン)と共に、悪徳企業の存在を突き止め、お金を取り戻そうとするが……。