ファッションデザイナーを夢見るエロイーズ(トーマシン・マッケンジー)は、ロンドンのデザイン学校に入学する。しかし同級生たちとの寮生活に馴染めず、ソーホー地区の片隅で一人暮らしを始めることに。新居のアパートで眠りに着くと、夢の中で60年代のソーホーにいた。そこで歌手を夢見る魅惑的なサンディ(アニャ・テイラー=ジョイ)に出会うと、身体も感覚も彼女とシンクロしていく。夢の中の体験が現実にも影響を与え、充実した毎日を送れるようになったエロイーズは、タイムリープを繰り返していく。だがある日、夢の中でサンディが殺されるところを目撃してしまう。その日を境に現実で謎の亡霊が現れ始め、徐々に精神を蝕まれるエロイーズ。そんな中、サンディを殺した殺人鬼が現代にも生きている可能性に気づき、エロイーズはたった一人で事件の真相を追いかけるのだが……。 果たして、殺人鬼は一体誰なのか?そして亡霊の目的とは-!?

仲むつまじく静かな生活を送る、効果音技師の克彦と純子。しかし一見平凡そうに見える純子は実は霊能者で、純子の力に興味を持つ大学院生、早坂の紹介で降霊術を時々行ったりしていた。そんなある日、逃走中に事故を起こして犯人が意識不明になるという少女誘拐事件が起こる。

幼い頃に断崖から投身自殺を図った母の惨たらしい最期を幻視したバージニア。富豪の夫フランチェスコと結婚し、幸せな生活を送る彼女は、車を走らせている最中、暗いトンネル内で突然、めまいと共に再び奇妙な光景を幻視する。古い屋敷、割れた鏡、血だらけの老婆、積み上げられる煉瓦、闇に閉ざされる視界──。改装すべく訪れたフランチェスコの屋敷が忌わしいビジョンと酷似していることにバージニアは言い知れぬ不安を覚えるが…。  イタリアン・スプラッターの巨匠ルチオ・フルチ監督が、ハリウッド女優ジェニファー・オニールを主演に撮り上げた“第六感”サスペンス。細かな悪夢の断片が、戦慄のラストに向けて徐々に組み上がっていく展開は最高にスリリング。フルチの演出力の豊かさを存分に味わえる隠れた逸品だ。

神父の自殺という背徳行為によって、呪われた地ダンウィッチでは“地獄の門”が開かれようとしていた。事件を知った記者と女霊媒師は彼の地へ赴くが……。美女の口から吐き出される内臓、頭骸を貫通する電動ドリル、暴風雨のごとく降り注ぐ蛆虫、納骨所で蠢く死者の群れと、これでもかといわんばかりにひたすら繰り広げられるショック・シーン。

幸せに暮らすひと組の若いカップル。ある日、家の中の様子がどこかおかしいことに気付き、悪霊がいると感じた二人は家中の至るところにビデオカメラを設置する。そして、二人が眠りに落ちた後に撮影された映像には、背筋も凍るようなものが映っていて……。<約100万円あまりの低予算で製作されたにもかかわらず、全米興行収入第1位を記録した話題の密室サスペンス・スリラー。ある若いカップルの住む一軒家で起きた不気味な現象を、ビデオカメラ映像でドキュメンタリー風に演出した方式で描く。監督は、ゲームデザイナーが本職のオーレン・ペリ。パラマウントがリメイク権を獲得するも、作品を観たスティーヴン・スピルバーグが原作を超えることは困難だとあきらめたというその衝撃度に注目。>

田舎の山荘で遊んでいたサムと息子トニー。だが突然謎の光が現れ、サムは姿を消してしまった。以来、トニーはサムが光に連れて行かれる悪夢を見続けていた。 3年後、山中に墜落したUFOから謎の生命体が現れ、近くに住む女性を襲い、腹部から触手を出して女性の体内に何かを産みつける。やがて女性は苦しみもがき、腹部が膨れ上がって体内から一人の成人男性が誕生する。それは紛れもなく3年前行方不明になったサムだった…

地球を守るために戦うマーズギシン星のズール皇帝が地球に宣戦布告。同時に、クラッシャー隊のタケルに「地球を破壊せよ」と命じる。彼は、赤ん坊のときに地球に送り込まれたズール皇帝の息子マーズだった。だが、タケルは自分を育ててくれた地球の人々を守るため、ズールと戦う決心をする