韓国に暮らす平凡な家族、妻が金の原石を頼まれて輸入する仕事に就く。家計を助けるためのバイト感覚ではあったが、中身は麻薬であり妻は逮捕される。妻は麻薬密売容疑で言葉もわからないフランスで裁判にも掛けられず、すぐ刑務所がある孤島へ入所させられる…。

殺人罪に問われた天才ボクサー、ルービン・ハリケーン・カーターは、人種偏見に満ちた裁判で終身刑を宣告される。無罪を主張する彼は獄中で自伝を執筆。その自伝に感銘を受けた少年との出会いを機に、カーターは連邦裁判所で最後の戦いに挑む決意をする。

アーウィンは輝かしい戦歴を誇る三つ星の中将だったが、ある出来事のため軍法会議にかけられ軍刑務所に収監されてしまう。そこでは刑務所長ウインター大佐が囚人達を虫けらのように扱う非人道的な管理が行われていた。戦場の英雄アーウィンとて例外ではなく、それまでの地位も名誉も剥奪され、一兵卒と同様の扱いを受ける。当初はアーウィンに対して距離を置いていた囚人達だったが、次第に打ち解け合うようになる。

八百長疑惑でNFLを追われた元トップ・プレイヤーのポール・クルー。すっかり落ちぶれてしまった彼は、ある日飲酒運転で警官とカーチェイスをして懲役3年の刑に。送られた刑務所で彼を待ち受けていたのは所長のヘイズン。彼は、看守のアメフトチームを強くしようと、ポールに当て馬となる囚人チームの結成を強要する。渋々引き受けたポールのもとに、看守たちに恨みを抱くコーチのネイト・スカボローはじめ個性的な面々が集まってきた。そして、試合に向けみるみる強くなる囚人チームに対し、危機感を抱いた看守たちの激しい嫌がらせが始まる…。

9年間の刑務所暮らしを終えて出所したウィルソン(テレンス・スタンプ)は、ひとり娘ステイシー(ニッキー・カット)がLAで事故死したという手紙を受け取る。死の真相を確かめるべく、手紙を出した彼女の友人エド(ルイス・ガズマン)を訪ねたウィルソンは、やがて彼女の死に大物音楽プロデューサーのテリー(ピーター・フォンダ )がからんでいるのを知る…。