18世紀に実在した英雄、ロブ・ロイの活躍を描いた歴史ドラマ。ひたすら自分の信念を貫き、巨悪に立ち向かっていく男の生きざまを描く。スコットランドの壮大な自然など、見どころが満載。

大学時代に出会い、性格も生い立ちも正反対だが大親友となったトムとハンナ。お互いの恋愛遍歴から家族の事情、食べ物の好みまで知る2人が、恋に落ちるはずなどなかった。ところが、ハンナが突然婚約し、トムは初めて自分が彼女に恋していることに気づき…。

ヨーロッパが第一次世界大戦で荒廃していた1917年のある日、ウェールズの小さな村に2人のイングランド人がやって来た。彼らの目的は村の自慢であるフュノン・ガルウという山を測量する事。しかし測量の結果、この山が地図に載るには6メートル足りないということが分かり村は大騒動になるが......。小さな村に起きた大きな事件に巻き込まれる村人たちを、1人1人生き生きと描き、心温まる描写でコミカルに展開してゆく。

イギリスで実際に行われている青少年向け課外活動「デューク・オブ・エディンバラ・アワード」を題材に、謎のハンターに命を狙われた4人の若者の奮闘を描いた青春ブラックコメディ。 サウス・バイ・サウスウエスト映画祭2019でミッドナイト部門観客賞を受賞した。スコットランドの自然豊かなハイランド地方へ課外活動にやって来た3人の問題児と1人の優等生。広大な丘陵地帯のど真ん中に置き去りにされた彼らは、キャンプをしながら徒歩で目的地までたどり着かなければならない。地図を頼りに歩き始める4人だったが、正体不明のハンターが彼らを付け狙っており……。 Amazon Prime Videoで2020年8月28日から配信。

秘密組織スメルシュによって各国の諜報部員が次々と抹殺されて行く。英情報部は、007のコードネームを後輩に譲り今では隠居生活を営む元祖ジェームズ・ボンドにスメルシュ打倒を依頼するが……。ショーン・コネリーの007が人気を博していた当時、唯一版権が製作会社イオン・プロになかった『カジノ・ロワイヤル』をプロデューサー、チャールズ・K・フェルドマンがコロムビアで映画化した一大パロディ。笑いは泥臭く全く洗練されていないし、5人の監督の個性が裏目に出たのかシーンによっての落差が激しく、お世辞にも良く出来た作品とは言い難いが、とにかく賑やか。呆けて見るにはこれ以上の映画はないだろう。バート・バカラックの音楽は絶品、大ヒット主題歌“愛のおもかげ(Look of Love)”も素晴らしくサウンドトラックの充実が最大の魅力。