ディズニー・アニメーション・スタジオの長編60作目となるミュージカル・ファンタジー。魔法一家で唯一魔法が使えないヒロインが、家族の危機を前に奇跡を起こす姿を、カラフルな世界観と魅惑的な楽曲の中に描く。

神々の住まうオリンポス山の王ゼウスの息子として誕生しながら、死者の王ハデスの陰謀で人間になる薬を飲まされ、地上へ落とされたヘラクレス。薬の最後の一滴を残したため、怪力を失わずにすんだ彼だったが、人間界で育った彼はその超人的な力のために孤立していた。そんなある日、育ての親から出生の秘密を聞かされた彼は、神殿で本当の父であるゼウスと対面し、オリンポスに戻るには真の英雄にならなければならないと知る。

文豪チャールズ・ディケンズの名作『オリバー・ツイスト』を現代のニューヨークに舞台を移し、子猫たちが巻き起こす騒動の数々を描いたエンタテインメント作。ディズニーにCGI部門ができて初めて製作された記念碑的作品。

ムーランが中国の英雄となって1ヶ月後、リー・シャン将軍からプロポーズを喜んで受け入れる。そんな2人を見ていたムーランの守護龍ムーシューは、家の娘が結婚すると夫の守護龍が継ぐことになっていることを知り、ムーランとシャンの仲を引き裂こうとする。そんな中、ムーランとシャンに皇帝から政略結婚をする予定の3人の皇女を護衛しながら同盟国に連れて行く命令が下る。

本編はお城に嫁いだシンデレラのその後が舞台となっており、シンデレラに魔法をかけた妖精のおばあさんがシンデレラの物語を聞かせていく。お城に嫁いだシンデレラが初めて取り仕切ることになった晩餐会の話、ねずみのジャックが人間に変身してさまざまな人間たちとの交流を描いた話、シンデレラのお姉さん・意地悪なアナスタシアが町のパン屋の主人に恋をしてしまう話の3本立てで展開される。そして話を聞かされたジャックやガスは、それらの話を本にしてシンデレラにプレゼントすることを思いつくのだった。

世界中の子供たちに愛されているレゴブロックのバイオニクルシリーズをストーリー化した劇場用アニメーション作品。伝説の楽園マタ・ヌイ島を舞台。平和に暮らしていた住民たちであったが、邪悪な存在・マクータが訪れ、島を闇に包んでしまった。そのマクータによる脅威から島を救うため、トーアと呼ばれる6人の勇者が立ち上がった。そして6人の勇者のうちのジャラとタクアの二人は、長老から7人目の勇者を探すよう頼まれ旅に出る。マクータの手下たちの妨害工作をジャラとタクアは他の勇者たちの協力を得て、退けていく。ジャラやタクアたちはマクータを倒し、島の住民を救うことができるのか?

そこはクマと人間が仲良く暮らす世界。子グマのベアリーは人間のバリントン家で大切に育てられ、何不自由ない生活を送っていた。自分を人間だと思い込んでいるベアリーだったが、他の家族に似ていないことを不思議に思っていた。そんなある日、11歳になったベアリーはとうとう兄デックスから自分が養子だと知らされ、ショックで家出してしまう。そしてベアリーが行き着いた先は、解散してしまった憧れのバンド“カントリー・ベアーズ”を生んだカントリー・ベア・ホール。ベアリーは今にも取り壊されようとしているこのホールを救うため、ある行動に出る。