NY。妻ジュリアの父親フィルが経営する投資銀行で働くデイヴィスだが、妻が運転する車で出社する途中、彼女は事故死してしまう。デイヴィスはそんな悲劇を機に、自分がジュリアを愛していなかったと感じるように。そんなデイヴィスは、自販機から商品が出てこなかったと苦情の手紙を送ったのを機に、自販機を管理する会社で苦情処理係をするシングルマザー、カレンと知り合い、彼女やその息子クリスと交流するようになる。
ソーサは交通事故専門の弁護士“カランチョ”。病院や警察から現場に向かいクライアント探しに走り回る日々だが、彼の法律事務所は被害者へ斡旋した保険金・示談金をピンハネしている悪徳組織だ。そんなある日、事故現場で若き女性医師ルハンと出会う。懸命に人命救助に励んでいる彼女に会い、今の状況を変えたいと思うようになるソーサだが、彼を辞めさせたくない事務所はルハンに圧力をかけ始めるのだった。
メキシコ・シティの市電運転手、ファン・コディネス(カルロス・ナヴァロ)と処理工のタラハス(ドミンゴ・ソレル)の二人は明日解体になる運命のポンコツ列車、133番もろともお払い箱に。気晴しに飲もうと会社のパーティに出かけた二人は酔いにまかせて133番を盗み出し、勝手に走らせてしまう。軽い気持から出た行動だったが、ひょんなきっかけでパーティ会場にいた仲間を食肉解体場にある家まで送ることになってしまい...。
人間の意識をコンピューターに移行させる実験を続け、成功目前まで近づいた神経科学者のウィリアム・フォスター(キアヌ・リーヴス)は、事故で家族を失ってしまう。深い悲しみの中、彼は家族のクローンを作り出し、そのなかに彼らの意識と改ざんした記憶を移し替える。そして今までと変わりない生活を送ろうとするが、実験の動向をチェックしていた政府の組織がサンプルとして家族を奪おうと画策していた。
イタリアン・ホラーの帝王、D・アルジェント監督が、御年82歳にして待望の新作を発表。アルジェント監督が、娘アーシアの強力なサポートを得て、かつて諸般の事情で製作中止を余儀なくされた幻の映画企画を復活させ、前作から実に10年ぶりとなる待望の新作がここに誕生。売春婦ばかりを狙った猟奇連続殺人事件が起きる中、思いもよらぬ事故で視力を失ったヒロインが、見えない恐怖に必死に立ち向かうさまをスリル満点に綴る。 イタリアのローマで売春婦たちを狙った猟奇連続殺人事件が発生。高級売春婦のディアナはある晩、何者かに追われ、後ろから車を追突されたせいで、彼女の運転する車が前方から走って来た車と正面衝突。事故でディアナは両目を失明。対向車に乗っていた中国人一家のうち、少年のチンだけが生き残る。施設に入れられた後、そこから逃げ出したチンを、ディアナはかくまい、同居生活を始めるが、そんな2人を殺人鬼がなおも付け狙う。