ダシール・ハメットのミステリー3度目の映画化で、J・ヒューストンの初監督作品。ばく大な価値を持つとされる“マルタの鷹”と呼ばれる彫像をめぐる争いに巻き込まれた私立探偵サム・スペード。警察から相棒アーチャーの殺害容疑をかけられ、あやしい人物たちの中で命の危険にさらされながら、真相に迫っていく。

1910年、ロンドン。気難しい銀行家バンクスは、娘ジェーンと息子マイケルの教育のため、新しい家庭教師を探す。わんぱく盛りの子どもたちのせいで、家庭教師が居着かないのだ。そんなある朝、メリー・ポピンズと名乗る家庭教師の女性が傘を差して風に乗ってやって来る。優しくて楽しく、おまけに不思議な力を持ったメリーに子どもたちはたちまち夢中になる。だが、子どもを厳しくしつけたいバンクスはメリーが気に入らなかった。

レイモンド・チャンドラー原作『大いなる眠り』をハワード・ホークスが映画化したフィルム・ノワールの古典的名作。探偵フィリップ・マーロウを演じるのはハンフリー・ボガート。

ジム・ジャームッシュ長編映画第1作。ウィリーはニューヨークに10年住んでいる。ハンガリー出身で本名はベラ・モルナー。ある日彼のもとに、クリーブランドに住むおばさんから、16歳のいとこエヴァがアメリカでの新しい生活を始めるべくブタペストから来るが、自分が急に入院することになってしまった為、10日間ほど預かってほしいという電話がかかってくる……。

第二次世界大戦下のイギリス。ペベンシー家の4人の兄妹-ピーター、スーザン、エドマンド、ルーシーは、ロンドンの空襲を逃れて田舎に住むカーク教授に預けられる。古めかしく広大な教授の屋敷は、子供たちにとって最高の探検場所。好奇心旺盛な末っ子のルーシーは、“かくれんぼ”をしているうちに、空き部屋で大きな古い衣装だんすをみつける。見えない力に導かれるかのように衣装だんすに入り、毛皮のコートを押しのけて奥に進むといつしかルーシーは雪に覆われた真夜中の森に立っていた。

真っ赤でピカピカなボディがトレードマークのレース・カー“ライトニング・マックィーン”は、レースでチャンピオンを目指す人気者。ある日ルート66号線沿いにある田舎町“ラジエイター・スプリングス”に立ち寄り、住民たちと触れ合ったことで、自分の人生には何かが失われていたことに気が付く。

ニューヨークのセントラルパーク動物園。ライオンのアレックス、シマウマのマーティ、キリンのメルマン、カバのグロリアは大の仲良し。彼らは安全で快適な動物園の贅沢な暮らしをすっかり満喫していた。しかしある日、外の世界に憧れたマーティがテロリストのペンギンたちと一緒に動物園を脱走、マーティを連れ戻そうと後を追ったアレックスたちともども捕らえられ、ひょんなことから四頭はケニア行きの船に乗せられてしまう。さらに思わぬハプニングで海に投げ出された彼らは、やがてマダガスカル島に漂着。そこで現地の動物たちに迎えられ、生まれて初めて野生の生活に触れた四頭は、次第にそれぞれ本来の習性に目覚めていくのだった。

ある日、ロンドン郊外に住むスターンウッド将軍の家に招かれた私立探偵マーロウ。道中ものすごいスピードで抜いていったジャガーを運転していたのは、将軍の次女カミラだった。大富豪の将軍は、本屋を営むガイガーからカミラの件で脅迫されており、その解決をマーロウに依頼した。帰り際に、長女のシャーロットが現れ、1ヶ月前に失踪した夫リーガンの捜索を依頼されたのかと聞いてきた。ガイガーの古書店を訪ねたマーロウは、裏でエロティックな本を貸していることを突き止める。ガイガーの家を見張っていると、カミラのジャガーが前に止まった。家の中から銃声が聞こえ、マーロウが進入すると額を撃ち抜かれたガイガーの死体と全裸で写真を撮られ、茫然自失となっているカミラの姿があった。

大学時代の親友5人が飲んで、踊って、どんちゃん騒ぎ。人生で最高の週末になるはずが、予想外のアクシデントで独身さよならパーティは驚きの展開に...。

韓流スター、クォン・サンウが、大切な女性のために犠牲的な愛を捧げる主人公を演じた切ない純愛ストーリー。共演にイ・ボヨン、イ・ボムス。監督は詩人でこれがデビューとなるウォン・テヨン。共に両親を幼くして失ったケイ(チョルギュ)とクリーム(ウォン)は、高校で出会って以来、互いに最も大切な存在となっていた。しかし、心の内では愛し合いながらも、決してその愛を言葉にすることのない2人。ケイには、不治の病で余命わずかという秘密があったのだ。そして秘かに、自分に代わってクリームを生涯守ってくれる男性を見つけるべく奔走するのだが...。

トラブル発生! 貨物車ネイトが、リッキーにだまされてレースをすることに。マイティ・エクスプレスの全車両を守るため、ネイトがトレインレースにいどむ!

福岡県南部の強豪八女北高校野球部では、常に熾烈なポジション争いが繰り広げられていた。春の選抜大会(甲子園)につながる予選で、まさかの敗退によりチームはギクシャクし始めていた。そんな折、エースら中心選手は、監督から演劇部に行くよう命令される。反発する選手達。だが、そこには思いもよらぬ先輩たちの哀しい傷跡の記憶が・・・。