ハウスメイトのキャリーとフィン、そしてジャスパー。3人は偶然に、向いに住んでいた科学者が死亡しているを発見する。 部屋に立ち入り目にしたものは、壁一面に張り出された無数のポラロイド写真と、巨大なマシン。そのマシンは“24時間後"を映し出す、巨大ポラロイドカメラであった。その奇妙な現実に気づいた3人は、そのマシンを自分本位に使用し出す。 自称画家のフィンは、24時間後の自分がどんな傑作を描いているか見ようとし、ドッグレース狂のジャスパーは24時間後に既に発表されている結果を元に、レースを当てまくる。 ある日、ポラロイドカメラは3人の仲に亀裂が入りかねない、“都合の悪い"未来をうつし出してしまう。それを発見したキャリーはそのポラロイド写真を抹消し、自分の未来を少しずつ変えていこうとする。

夫のガブリエルは著名な物理学教授で妻マリカは芸術家。二人は9歳の息子エロルと共に幸せな家庭を築いていた。ある日、学会に出掛けたガブリエルが、突如何の痕跡も残さず地球上から消えてしまう。ガブリエルの失踪は、マリカを憔悴させ、21歳になったエロルは、祖父でありガブリエルの師であるサルの元で物理学を学び始める。そして、サルが発見したガブリエルの研究ノートから、彼がタイムトラベルを研究していたという驚愕の事実を知ることになる。 エロルは危険を顧みず、父と再会するためタイムトラベルに挑む。