ゴッホの友人で郵便配達人であった父から、弟テオ宛てのゴッホの手紙を届けてほしいと頼まれたアルマン。テオ探しに出た彼が、ゴッホの死の真相を探ることになり……。全編動く油絵で構成されるアート・サスペンス。
『宮城野』(みやぎの)は、2008年製作・2010年公開の日本映画である。 矢代静一作による同題戯曲を映画化した作品である。謎多き浮世絵師である東洲斎写楽をモチーフにした新感覚の時代劇。矢代の娘の毬谷友子が主演している。 “もう一つのエンディング版”である『宮城野〈ディレクターズカット版〉』も製作され、この作品はお蔵出し映画祭2011のコンペ部門にノミネートされて、審査員特別賞を受賞した。
ウィレム・デフォーがゴッホ役を演じ、その死の謎に迫った伝記映画。画家としてパリでまったく評価されなかったゴッホは出会ったばかりの画家ゴーギャンの助言に従い、南仏のアルルにやって来たのだが……。監督は名匠ジュリアン・シュナーベル。
『ゴッホ』(Vincent & Theo)は、ロバート・アルトマン監督による1990年の伝記映画。生前は無名であった画家のフィンセント・ファン・ゴッホと、その兄を支え続けた弟テオの物語である。フィンセントをティム・ロス、テオはポール・リスが演じる。
20世紀を代表する芸術家ジャコメッティが最後に手掛けた肖像画の制作過程を描く。 アメリカ人青年ロードは、友人でもあったジャコメッティに肖像画のモデルを依頼され喜び勇んでパリにやって来る。数日間の滞在のつもりだったが、気まぐれな天才の筆は遅々として進まず、自堕落で我儘な生活に巻き込まれ、振り回され続けることとなっていった・・・。
ナチス・ドイツの占領下にあった、1943年のパリ。画学生のフランソワーズ・ジローは、38歳も年上のパヴロ・ピカソと電撃的な出会いを果たして強く惹かれ合うように。しかし、ふたりの愛人がいるうえに、エキセントリックな性格である彼に振り回されていく。