UCLAの学生で詩の才能を高く買われていたジム・モリソン。ロックバンド・ドアーズを結成すると「ハートに火をつけて」が大ヒット。やがてカリスマ的な存在となるも、パフォーマンスがわいせつと非難されるように。恋人のパメラはそんな彼の奇行を心配し…。
19世紀、アメリカは電気の誕生による新時代を迎えようとしていた。白熱電球の事業化を成功させたトーマス・エジソンは天才発明家と崇められ、大統領からの仕事も平気で断る傲慢な男だった。裕福な実業家ジョージ・ウェスティングハウスは、大量の発電機が必要なエジソンの"直流"による送電方式より、遠くまで電気を送れて安価である"交流"による送電方式の方が優れていると考えていた。若手発明家のテスラも、効率的な"交流"の活用を提案するが、エジソンに一蹴されてしまう。 そんな中、ウェスティングハウスは"交流"での実演会を成功させ、話題をさらう。そのニュースにエジソンは激怒、"交流"による送電方式は危険で人を殺すと、ネガティブキャンペーンで世論を誘導していく・・・ こうして世紀の"電流戦争"が幕を開けた!訴訟や駆け引き、裏工作が横行する中、ウェスティングハウスはエジソンと決裂したテスラに近づく──果たしてこのビジネスバトルを制するのはどちらか──!?
第二次世界大戦中の1943年、フィラデルフィア港でアメリカ海軍によるある極秘実験が行われようとしていた。“フィラデルフィア計画”と呼ばれるその実験は、敵のレーダーから消え、味方の船を探知されないようにするというものであった。その実行役となった水兵のデビッドとジムが実験機械のスイッチを入れた途端、実験の舞台である駆逐艦エルドリッジはレーダーのみならず、実際に海上からも姿を消してしまった。艦はしばらくして再び出現したが、艦内では乗組員が大火傷を負ったり、艦の壁や甲板に身体がめりこんだりしており、デビッドとジムは姿を消してしまっていた。
アンディ・ウォーホルを虜にしたセレブ女性イーディは一躍時の人となるが、ドラッグに溺れてしまう。そんな彼女はボブ・ディランと出会って……。2人のカリスマに愛された女性の悲劇的な末路を、シエナ・ミラー主演で描く。