時は17世紀、大陸では“明”と“清”が中華の覇権をめぐって争い、その影響は朝鮮半島にも及んだ。宮廷では生き残りをかけた対立が激化。民は不安にまどい、今まさに国は引き裂かれようとしていた。かつて国王の懐刀として最強の武人とも謳われた剣客・テユルは、そうした世間に背を向け、山奥で娘のテオクと2人ひっそりと暮らしていた。しかし、歴戦の古傷が彼の視力を蝕み光を奪おうとしていることを心配したテオクは、治療のためにとテユルを強引に都へと連れ出す。だが都では、清の皇族クルタイら大陸の使者たちが横暴の限りを尽くしており、テオクは彼らに連れ去られてしまう。「ただ静かに暮らしたい」そう願い、その刃を封印していたテユルだったが、愛する者を守るため、再び剣を抜く――。

西暦1636年。清国が朝鮮半島に侵攻し、丙子の乱が勃発する。すご腕の弓士、ナミ(パク・ヘイル)は父の死後、妹ジャイン(ムン・チェウォン)と身をひそめるように暮らしてきた。そんな妹の結婚式当日、新郎新婦が清の精鋭部隊に捕らえられる。ナミは父の残した神弓を手に清の10万の大軍に突撃。そして、次々と敵を倒すナミに対して、清の弓のスペシャリストである猛将軍ジュシンタ(リュ・スンリョン)が立ちふさがり……。

海賊人生に二度とない最大規模の宝を探しに危険千万な冒険を始める。 しかし、消えた宝を狙うのは彼らだけではなかった! 欲しいものを手に入れるためなら手段と方法を選ばない逆賊 'プ・フンス' (クォン・サンウ)も 宝を手に入れるために海に飛び込んできたのだ…!

モンリョン(リュ・スンボム)に付き添って訪れた青風閣で、妓生の娘チュンヒャン(チョ・ヨジョン)に一目惚れした小間使いのバンジャ(キム・ジュヒョク)。モンリョンも彼女を目に留めているという事実を知り、諦めようとするのだが、自身をぞんざいに扱うモンリョンの態度に対する敵愾心で、チュンヒャンに対する気持ちを表現してしまう。 チュンヒャンもバンジャの男らしさと優しさに惹かれ、遂に体の関係を持つことに…!

名探偵キム・ミンと相棒ソピルは「吸血怪魔連続殺人」と呼ばれる不審死を調べていた。捜査現場に現れた記憶喪失の美女ウォルリョンと出会ったミンは、彼女が事件と関連していると直感し共に捜査を進めるが、三人の前に黒衣の男が立ちはだかる。そこには30年前の王朝の陰謀と、今も消えぬ死者の怨讐が深く関係していた――!!