結婚を機に仕事を辞め、育児と家事に追われるジヨンは、時に閉じ込められているような感覚に陥ることがあった。「疲れているだけ、大丈夫」と夫のデヒョンにも自分にも言い聞かせる彼女だったが、ある日から、まるで他人が乗り移ったような言動をするようになる。その時の記憶はすっぽりと抜け落ちている妻に、デヒョンは傷つけるのが怖くて真実を告げられず・・・少女時代から社会人になり現在に至るまでの彼女の人生を通して、見えてくるものとは―
酸いも甘いも知り、そろそろ水商売から足を洗おうと考えてる大阪・北新地のクラブ・ママの前に、昔惚れて捨てられたことのある男が現れた。また欺されると感じながらも、もう一度賭けてみようとするが・・・・・・