鈴木英雄(大泉洋)35歳。職業:漫画家アシスタント。彼女とは破局寸前。 そんな平凡な毎日が、ある日突然、終わりを告げる…。徹夜仕事を終えアパートに戻った英雄の目に映ったのは、彼女の「異形の姿」。一瞬にして現実の世界は崩壊し、姿を変えて行く。謎の感染によって人々が変貌を遂げた生命体『ZQN(ゾキュン)』で街は溢れ、日本中は感染パニックに陥る。標高の高い場所では感染しないという情報を頼りに富士山に向かう英雄。その道中で出会った女子高生・比呂美(有村架純)と元看護師・藪(長澤まさみ)と共に生き残りを懸けた極限のサバイバルが始まった…。果たして彼らは、この変わり果てた日本で生き延びることが出来るのか。そして、英雄は、ただの英雄(ひでお)から本当の英雄(ヒーロー)になれるのか!?

雑貨店で働く理佳。男手ひとつで育った彼女は、女としての自分に自信が持てない。恋人である隆の浮気を疑いながらも言い出せず、煮え切らない日々を送っていた。そんな彼女を、更に憂鬱にさせるのは“雨の日”に必ず見る悪夢。——大雨の中、踏切に佇む女の子。その前に現れるびしょ濡れの黒い服の女は、男の子を大事に抱いたまま、電車に轢かれてしまう。 見覚えのない3人…。理佳は、この黒い女を「雨女」と呼んでいた。 ある日、鬱屈した思いを引きずったまま店の仕事に勤しむ理佳の目の前に、男の子を連れた黒い服の女が現れる…美しく若い母親。どうやら有名なモデルだという彼女の名前を聞いて、言葉を失う理佳…それは、恋人・隆のスマホによく掛かってきている女の名前。疑心にかられ、隆のスマホから盗み書きした女の番号に電話をかける理佳…。 着信音が鳴り、電話口に出た女の声は…!? そんな矢先、恋人の隆に「雨女」とからかわれ、唖然とする理佳…。 デートの度に雨が降るのは何故?自分のせい? いつものあの夢は?あの黒い女は…? 繰り返す“「雨女」の夢”に魅入られ、翻弄されていく理佳…。 果たして何が現実で、何が夢・幻なのか…!? 「雨女」とは何なのか?

美大生の英雄が絵のモデルを殺害した。だが、彼女は男たちを惑わせ破滅へと導く美しき怪物・富江だった。英雄の犯行を隠蔽する為、富江の遺体を森の中に埋める親友の巧と俊一。ところがその翌日、英雄を元気づけるつもりでセッティングした合コンに死んだ筈の富江が現れ、発狂した英雄は自殺してしまう。

彼氏と別れて傷心中の詩織は毎夜、謎の男に抱かれる夢を見ていた。戸惑いつつもその"淫夢"に陶酔し、日ごと妖艶になっていく詩織。しかし、ある日を境に夢の男は恐ろしい姿に変貌し、ついに現実にも現れるようになる。彼女が見たモノとは? この凶夢に終わりはあるのか…!?

主人公の玄野計は、地下鉄ホームで小学生時代の親友、加藤勝を見かける。加藤は線路上に落ちた酔っ払いを助けようとするが玄野と共に進入してきた電車に轢かれて死んだはずであったが、次の瞬間、彼らはマンションの一室にいた。そこには、同様に死んだはずの人々が集められていた。部屋の中央にある謎の大きな黒い球「ガンツ」。彼らは「ガンツ」に理由もわからないまま謎の星人を倒すように指示され、別の場所へと転送される。玄野は戦いを生き延びながら成長し「ガンツ」の世界に触れていく。

自殺の名所として世間に知られ、心霊スポットとなった樹海。かつて人々を恐怖に陥れた強力な呪いが、樹海の奥深くに封印された。それから13年後、封印されたはずの呪いが復活し、とある姉妹に忍び寄る。そして樹海でも、謎の行方不明事件が次々と発生し始める。

2004年、「はすみ」と名乗る女性が新浜松駅から乗車した遠州鉄道の電車がなかなか停車せず、ようやく「きさらぎ駅」という見知らぬ無人駅に到着する。その時の状況を「2ちゃんねる」にリアルタイム実況していたが、やがて消息不明となってしまう。

亜喜良は、これまで何度も命の危険にさらされながらも生き抜き、不死身だとうわさされるヤクザ神浦玄洋の舎弟となっていた。敏感肌でまともに入れ墨さえ入れられない下っ端の彼は仲間からも見下され、すっかりやる気も失せてしまう。そんな折、神浦を狙う殺し屋が放たれ、血みどろの争いの末ついに伝説の男は命を落とす。

25年前の若い頃に出会った富江という名の美少女に魅せられた記憶をいまだ忘れられず、娘に登美恵と名付けてしまった父・橋本和彦。登美恵は自分の殻に閉じこもりがちで学校ではもっぱらいじめられっ子だった。そんな登美恵の前に富江と名乗る美少女が現われ、奔放な振る舞いで登美恵を魅了し二人は友だちの関係になる。ある日、富江が登美恵の家に遊びに来て初めて顔を合わせた和彦と富江だったが和彦が目にしたのは、まさに25年前の富江その人だった。

転校生・川上富江の魔性に引き込まれたかのように、男子生徒は彼女の虜になってしまった。彼らの富江への愛はやがて殺意に変貌し、彼女の耳を鋭利な刃物で切り落としてしまう。しかし、その耳は生き物のように動き回る。

大学生の早希は、高校時代に仲の良かった友人たちと一緒に、かつてよく遊びに行ったとしまえんを訪れる。ネットで噂になっていた「としまえんの呪い」があるという古い洋館を見つけた早希たちは、軽い気持ちで噂を試すが、その直後から恐ろしい現象に次々と襲われ、メンバーが1人また1人と姿を消していく。友人たちを必死に捜すうち、早希は呪いの誕生にまつわる恐ろしい秘密にたどり着く。元「NGT48」の北原里英が主演を務め、小島藤子、浅川梨奈、松田るから若手女優たちが共演。

ある夜、とある病院にお腹を異常に膨らませた少女が救急患者として担ぎ込まれてくる。やがて腹は大きく裂け、そこから女の頭部が現われ「私は富江。」とつぶやく。それ以降、手術に立ち会った院長や看護婦たちに次々と異常なことが起こる。

幽霊が出るという噂で有名な廃団地を、興味本位で3人の大学生が訪れる。そこにはなぜか住人たちがおり、3人は不思議な現象に巻き込まれる。

第壱話「女子高生編」 富江が死体で発見され、落ち込む恋人の高志を励ます元恋人の美紀。そんな二人の前に忽然と死んだはずの富江が現れる。 第弐話「モデル編」 美少女を撮らせたら超一流のカメラマン森は、スランプに陥っていた。そんな彼の前にこの世のものとは思えない程美しい少女が現れた。少女は「富江」と名乗った。 第参話「婚約者編」 安田は出会って一ヶ月の女「富江」に夢中だったが、彼の前に元死体検死官の男が現れる。彼は富江の恐れるべき秘密を語る。

高校で写真部に所属する飯塚月子は学校からの帰り道、建設中の建物から鉄骨が落下してきた事故で姉の富江を亡くす。それから1年余りが過ぎ、富江が死ぬ瞬間の悪夢にうなされ続けながらも、月子はようやく普通の生活を取り戻しつつあった。そんなある日、自分の目の前で死んだはずの富江が目の前に現れる。