韓国で実際に起きた未解決殺人事件をリアルな演出で映画化。86年、ソウル近郊の農村で、同じ手口による若い女性の惨殺事件が連続して発生。地元の刑事パク・トゥマンとソウル市警から派遣された刑事ソ・テユンは対立しながらも捜査を続け、有力な容疑者を捕らえるのだが。監督ポン・ジョノは99年に「ほえる犬は噛まない」でデビュー、2作目の本作で韓国のアカデミー賞・大鐘賞の作品賞・監督賞・主演男優賞・照明賞を受賞。
過去の記憶を失った男が、謎の組織に狙われるサスペンス・アクション。昔の記憶をなくしたタクシー運転手のジェリーは、周囲のちょっとしたことに国家の陰謀が隠されているという強迫観念に取りつかれていた。ある日、女性弁護士アリスに陰謀が迫っていると悟った彼は、彼女に接近するが変人扱いされる。だがジェリーの勘は正しく、謎の組織が二人を狙いはじめる。しかも、ジェリーがかつて特殊部隊の工作員だったことが判明する。
薬漬けの父と売春婦の母に育てられた不良少女バネッサは両親が逮捕されたことをきっかけに里子に出されることになる。けれど、それを嫌がったバネッサは逃走、祖母の元に車で向かうことにする。しかし途中で彼女の車が故障してしまった。そこに現れたのが紳士的な男性ボブ。彼は親切にもバネッサを祖母の元に送り届けてくれるというのだが、実はボブの素顔は連続強姦殺人犯であった…。
ホラー映画界の巨匠ウェス・クレイブンが77年に手掛けた「サランドラ」を、「ハイテンション」のアレクサンドル・アジャ監督がリメイクした衝撃のスラッシャー・ムービー。トレーラーで砂漠を横断中のカーター一家。ところが、近道をしようとしたのが災いし、荒地の真ん中で立ち往生してしまう。その近くには核実験の影響で突然変異を起こした恐ろしい食人集団が潜んでおり、何も知らないカーター一家に忍び寄っていた……。
ニコラス・ケイジ主演のクライム・アクション。1974年の「バニシングIN60」をモチーフに、伝説のカー泥棒チームが目論む一世一代の強盗計画をスピーディーな展開で描く。街中を疾走する迫力のカーチェイスは必見。ロバート・デュバル、アンジョリーナ・ジョリー共演。“60秒でどんな車でも盗み出す”伝説のエキスパート、メンフィス。すでに足を洗っていた彼だったが、弟に危機が迫った時、彼は無謀な賭けに出る。
またもルガシュ王国から宝石「ピンクの豹」が盗まれた! クルーゾーは“ファントム"ことチャールズ卿の仕業とにらみ勝手にロンドンへ飛ぶが、ドレフュスの指令で今度は中東へ。だが、クルーゾーが乗った飛行機が行方不明になってしまう。国民的英雄を悼むテレビ局は美人レポーターを派遣し、クルーゾーゆかりの人々を取材する。チャールズ卿やその妻におさまった元クルーゾー夫人のシモーヌ、助手のケイトー、部下のエルキュールらが思い出を語る。レポーターはクルーゾーの父が住むワイン畑を訪れるが……。