紀元前1万年の地球。狩猟部族の青年デレーはかつて父が村を抜けて姿を消したことに劣等感を抱いていた。あるとき、彼はマンモスをひとりで倒したとして若きリーダーに選ばれるが、実は獲物が勝手に自滅したという事実を隠せずに辞退してしまう。そんなある日、村が謎の部族に襲撃され、多くの村人や女たちが奴隷としてさらわれてしまう。その中に恋人エバレットがいることを知ったデレーは仲間とともに必死に後を追う。

ヒマラヤの奥地に巨大な北京原人が出現し、村々を破壊してしまう。その噂を聞きつけた香港の興行師ルーは、北京原人を捕獲して見世物にしようと企み、探検家チェンを誘って探検隊を組織する。現地に降り立った探検隊が猛獣に襲われ犠牲者が続出する中、チェンは北京原人を発見し、北京原人に育てられた人間の女性サマンサと出会う。やがてチェンはサマンサと愛し合うようになり、彼女に説得を頼んで北京原人を香港へ連れて帰る。