ユエン・ウーピン監督が、19世紀中国の武術家ウォン・フェイフォンの弟子である実在の人物ラム・サイウィンの活躍を、サモ・ハン・キンポー主演で描いたカンフーアクション。ウォン・フェイフォンの道場・宝芝林に入門した正義感の強い青年ウィンは、コウ師父率いる五龍堂道場のずる賢い門下生たちと対立してばかりいた。そんなある日、ウィンはコウ師父の息子ホイに殺人の濡れ衣を着せられ、口封じのために弟まで殺されてしまう。復讐を決意したウィンは必殺拳・十二橋を修得し、強敵たちに立ち向かう。

日本軍統治下の台湾。港で入国審査を待つミウの荷物を盗んだスリの青年ロンは、実は彼女が日本軍の弾圧を逃れ、上海からやってきた名門拳法道場・精武会師範の娘ライイーであることを知る。根は素直で正義感の強いロンは、台湾の武人を眼の敵にして横暴な振る舞い続ける大和門道場の日本人たちに反感を抱き、精武門に入門。厳しい修行に励んで幻の武術・迷踪拳を修得、大和門道場との前面対決に立ち上がる。 伝説の武道家スター、ブルース・リーの名作で、ジャッキー・チェンがスタントマンとして参加した「ドラゴン 怒りの鉄拳」の正式な続編。ロー・ウェオ監督ら主要スタッフが再集結。この作品で成龍と改名したジャッキーが第二のブルース・リーとして売り出された。前作の設定を受け継ぎつつ、ジャッキーの明るい個性を活かした作品に仕上げているが、最後には衝撃の結末が待ち受ける。

総督の60歳の誕生日を祝う宴会でにぎわうチーフォン家。そこに、総督の息子、シャオレイが現れ、歓談していた客人を追い払ってしまう。怒る父親にシャオレイは「人面桃蜂党がやってくる」と告げる。15年前、総督によって退治された盗賊団、人面桃蜂党の首領の娘、ディンが、殺された両親の復讐のために街に戻ってきたのだ。シャオレイは、自分の子をお腹に宿した恋人チェンチェンに対してわざと冷たく振る舞い、彼女が家を出ていくよう仕向ける一方、自分はすでに決死の覚悟を決めていた。そしてその晩、冷酷無比な人面桃蜂党が現れる。チーフォン家は皆殺しにされるが、シャオレイだけは一命を取り留める。そして彼は信頼する友と一緒にいるはずにチェンチェンを追いかけて旅に出ることに。その道中シャオレイは、思いも寄らない陰謀、愛、裏切りに出会うことになる…。 ロー・ウェイ監督に見込まれたジャッキー・チェンが現在と同じ成龍という芸名となってから3本目の主演作で、シリアスな物語と力強いカンフーシーンが印象的な時代劇。武侠映画の巨匠監督キン・フー作品でお馴染みの名女優シュー・フォンが、ジャッキー扮する主人公に愛憎を抱く無敵の女剣士を見事に演じ、作品に風格を与えている。

核戦争で荒廃した近未来…暴力の嵐が吹き荒れる無法の町を必殺拳、北斗神拳を操るケンシロウが行く!“お前はもう死んでいる”の名セリフで一世を風靡し、その後のサブカルチャーに圧倒的な影響を与えた武論尊/原哲夫原作による伝説のコミックをハリウッドのスタッフが完全映画化!破壊と殺戮を繰り返すシンとケンシロウの対決を描いたコミックス第一巻をベースに、ウェス・クレーブン製作総指揮「ウィッシュマスター」シリーズのピーター・アトキンスと「ヘルレイザー2」のトニー・ランデルが共同で脚色し、ランデルが監督も務めた。