明朝末期。書生のグーは、小さな村に母親と暮らしていた。ある日、店に現れたオウヤンという男に、住んでいるチンルー砦のことを聞かれる。近所を調べると、そこには美しい女性ヤンが越してきていた。時が経ち、グーとヤンの距離が縮まる中、二人の目の前に待ち構えていたオウヤンが現れ、剣を抜きヤンと戦い始める。なんとヤンは政府(東廠)に処刑された大臣の娘であり、唯一の生き残りだった。人相書を頼まれたことで事実を知ったグーは、姿を消したヤンを探し出し、彼女とその仲間を助けるために、兵法を使って東廠の追跡隊を罠にかける。
ラウレンティス製作による、ユダヤ人の盗賊バラバの波瀾に満ちた半生を描いた歴史スペクタクル大作。スウェーデンのノーベル賞作家ペール・ラーゲルクヴィストの原作で、実に内省的ムードの濃い、フライシャーの正攻かつ心理描写のダイナミズム光る傑作。
わずか30人あまりの手勢を率いて5000人もの合衆国騎兵隊を相手に闘った最後のアパッチ族戦士ジェロニモ。合衆国の西部進出とインディアン迫害の歴史の中でひときわ異彩を放つこの伝説的人物の実像に迫ったドラマ。20年近くもの間、合衆国の植民に抵抗していた最後のアパッチ族ジェロニモが、遂に投降する日がやってきた。士官学校を出たばかりの若き少尉ブリットン・デイヴィスは、彼をサンカルロスの基地へと連行する初めての任務を受ける。