かつてヒーロー映画「バードマン」で一世を風靡した俳優リーガン・トムソンは、落ちぶれた今、自分が脚色を手掛けた舞台「愛について語るときに我々の語ること」に再起を懸けていた。しかし、降板した俳優の代役としてやって来たマイク・シャイナーの才能がリーガンを追い込む。さらに娘サムとの不仲に苦しみ、リーガンは舞台の役柄に自分自身を投影し始める。
亀岡拓次は、37歳独身。脇役俳優としてどんな役にもはまることから、仕事の依頼はひっきりなし。しかし、なかなか名前を覚えてもらえない。私生活では、安い居酒屋を飲み歩くことがもっぱらの楽しみという地味な日常を送っている。そんなある日、ロケ先で知り合った飲み屋のおかみ・安曇を好きになる。さらには、世界的に著名な人物からオーディションに呼ばれることになる。