スウェーデンの歴史ある街で暮らすブルジョワ一家の2年間を描いた、ベルイマン最後の映画監督作として知られる名作。アカデミー賞外国映画賞をはじめ、各国の映画祭で高い評価を得た、まさにベルイマンの集大成と呼べる壮大にして華麗な映像が楽しめる。
ニューヨークのデパートで、サンタクロースとして雇われた白ヒゲの老人クリス・クリングル。クリングルのサンタは評判を呼ぶが、彼は「自分は本物のサンタだ」と主張し、ついには裁判が開かれる――
1914年。第1次世界大戦が勃発し、ドイツの有名オペラ歌手だったニコラウスも一兵卒として戦地に出征する。その愛妻でやはりオペラ歌手であるアナは、自ら積極的に働き掛けてクリスマスイヴにコンサートを開き、戦場から呼び戻された夫とともに、皇太子の御前でアリアを熱唱することに。無事務めを終え、塹壕に戻ってきたニコラウスはそこでも兵士たちのために美しい歌声を披露するが、そこで奇跡のような事態が起こる。
優雅な独身生活を謳歌していたビジネスマンが昔の恋人との“もうひとつの人生”を体験することで本当の幸せに目覚める姿を描いた大人のファンタジー。成功を夢見て恋人ケイトと別れロンドンへ旅立ったジャック。13年後のいま、ジャックは大手金融会社の社長として、優雅な独身生活を満喫していた。クリスマス・イブ、昔の恋人ケイトからの電話があったが、かけ直すことはしなかった。その夜、自宅で眠りについたジャックだが、目覚めると、ケイトと我が子2人に囲まれた家庭人ジャックになっていた……。
もうすぐクリスマスなのに盛り上がらないのは今年はパパが家を出てしまったから。ガッカリしていたケビンは、パパの新恋人ナタリーの家でクリスマスを過ごすことにする。彼女は大資産家、広大でゴージャスなハイテク仕様の御殿に住んでいた。しかも、クリスマスにはロイヤルファミリーの王子様がやって来るのだという。しかし、王子の誘拐を企む悪党が敷地内に侵入、夢のハイテク御殿は戦場になった。