南アフリカ、1893年。ただ白人では無いことを理由に一人の青年紳士が列車の一等車から放り出され、この人種差別に青年は激しい怒りを覚えた。青年の名はモハンダス・K・ガンジー。ロンドンで法律を学んだ彼はインド人商社の顧問弁護士として南アフリカのダーバンへ渡って来たのだ。彼はインド人移民に呼びかけて身分証明カードを焼き拾てることを提唱する。

「健さん、私を覚えていますか?」中国人俳優のチュー・リンが日中合作映画「単騎、千里を走る。」で高倉と共演した時の忘れ難い思い出を語り、次いで彼が大阪の映画館を訪れ、高倉主演の任侠映画を目にするところから、本作はスタート。続いて、スコセッシ、ウー、ダグラスら、海外の映画人をはじめ、山田、降旗康男ら、総勢20人を超す多くの関係者たちが登場し、今は亡き偉大な名優の知られざるエピソードを次々と披露する。