原作はルイス・R・フォスター(Lewis R. Foster)の『ミネソタから来た紳士』。 主人公スミスは田舎のボーイスカウトのリーダーだったが、死亡した上院議員の代わりに、政界に担ぎ出される。スミスはそこで政治の腐敗と単身対決することになる。

敗戦から十数年。占領軍統治下の混迷を抜け、国際社会への復帰をめざし高度経済成長を続けるもう一つの日本。しかしスラム化した首都での凶悪犯罪が激増。武装する反政府勢力により首都圏治安警察機構との武力衝突が相次いだ。治安の番人として強化服と重火器で完全武装する、“ケルベロス”というその精鋭集団は、ゲリラを徹底的に排除してゆくのだった。

ギャング組織壊滅のため、ある証人を護衛する刑事ブリット。だがその証人が殺されてしまい……。激しいアップダウンを活かしたサンフランシスコの街中でのカーチェイスがあまりにも有名なアクション作。

マイアミのナイトクラブ「バードケージ」のオーナー・アーマンドと、店の花形にしてアーマンドの長年のパートナー、アルバート。アーマンドには、20年前に運命のいたずらで授かった息子ヴァルがおり、アルバートも母親代わりとなって彼を育ててきた。ある日アーマンドは、大学に通うヴァルから同級生バーバラとの婚約を報告される。喜ぶアーマンドだったが、バーバラの父親は不道徳を許さない堅物の政治家というから大変。こんな生活を見られては台無しと、アーマンドたちは普通の家族を演じるべく準備にとりかかる。

ニューヨーク。現在17歳のダフネは、自由で愛を尊重する母リビーと2人暮らし。彼女は今まで明るく幸せな生活を送ってきたが、ただ1つ満たされない気持ちをずっと抱えている。それは、まだダフネが生まれる前に母と別れてしまった実の父親に会いたい、という切実な想いだった。彼の家族が上流階級に属しているせいで離ればなれになった父は今、ロンドンにいる。ある時、ダフネはとうとう意を決し、父のもとへ旅立った。そして、今では爵位を持ち、政治家として活躍する父ヘンリーと念願の対面を果たすダフネだったが…。