食中毒の発生したジェット機内のパニックをパロディ満載で描いたスラップスティック・コメディ。「JAWS/ジョーズ」に始まり「エアポート'75」「大陸横断超特急」など数々の作品がネタにされている。「ケンタッキー・フライド・ムービー」で注目を集め、近年では「裸の銃を持つ男」などでコメディ界に君臨し続けるトリオ“ZAZ”が手掛ける。

ある秘密特殊部隊が任務の終了後、組織の裏切りにより、移動中の飛行機ごと始末される。重傷を負い、記憶を失いながらも原住民に助けられ、“フーアムアイ”の名で部落に迎えられた工作員の一人は、自らの記憶を取り戻すため部落を離れ一人旅立つ。しかし、彼の生存を知った組織は、口封じのため刺客を送りこむ。

東ドイツで開催されることになった国際文化フェスティバル。アメリカ合衆国代表だった指揮者が参加を取り止めたため、アメリカ合衆国で国民的人気を誇るロック歌手ニック・リバースが招待される。しかし、この文化祭はあくまでもカモフラージュであり、東ドイツの真の目的は誘拐した天才科学者に強力な新兵器を開発させ、それによる世界征服を行うという恐ろしいものだった。そうとは知らないニックは、ひょんなことから科学者の娘ヒラリーを助けてしまい、世界の存亡をかけた戦いに巻き込まれてしまう。

UCLAの学生で詩の才能を高く買われていたジム・モリソン。ロックバンド・ドアーズを結成すると「ハートに火をつけて」が大ヒット。やがてカリスマ的な存在となるも、パフォーマンスがわいせつと非難されるように。恋人のパメラはそんな彼の奇行を心配し…。

1962年、カリフォルニア北部の小さな田舎町を舞台に、ハイスクールを卒業し東部の大学へ出発しようとする若者たちの、最後の一夜を描いた愛すべき名編。スティーヴ(今や一線級監督のロン・ハワード)とカート(「JAWS/ジョーズ」以前のリチャード・ドレイファス)は故郷での最後の夜を楽しく過ごそうと、テリー(「アンタッチャブル」のチャールズ・M・スミス)とビッグ・ジョン(ポール・ル・マット)を誘い町に繰り出す。暴走族の仲間に入らされたり、酒を買おうと四苦八苦したり、マセた女の子にせまられたりという数々のエピソードが、当時のヒット・ナンバーに乗せて軽やかに描かれるが、やがてそれぞれの決意を秘めた朝がやって来る……。今や定番と化した感のある、懐メロ青春群像モノの原点であり最高峰、後の青春映画に与えた影響は大きい。

シカゴに住む建築家のサムは癌で妻を亡くし一人息子のジョナと共にシアトルに越してきたが、ジョナは、父親のために新しい奥さんが必要だと思いラジオ局の相談番組に電話をする。同じ頃、ボルチモアに住む新聞記者のアニーは、婚約者ウォルターを伴って実家のクリスマス・パーティに出席した帰途に偶然聞いた、そのラジオ番組で、サムが切々と語る亡き妻の思い出にアニーは思わず涙する。

1967年のロンドン。モテモテのファッション・フォトグラファー、オースティン・パワーズは、実はイギリス諜報員だった……。はちゃめちゃなストーリーに、爆笑必至のギャグが満載。

シューズ・デザイナーのドリュー・ベイラー(オーランド・ブルーム)が新たにデザインした靴の売り上げがさっぱりで会社は倒産寸前、ドリューは会社を首になる。希望を失ったドリューが自殺を決意すると妹から父が死んだと連絡が入る。

副操縦士の鈴木和博は機長への昇格訓練を受けており、今回のホノルル行きのフライトが昇格の分かれ目だった。教官が温厚な望月で安堵したのも束の間、望月が風邪をひき、代わりに厳格な原田が鈴木の教官を務めることになった。 一方今回のホノルル行きが国際線デビューとなるCA・斉藤悦子。だがその便には厳しいことで知られるチーフパーサー・山崎麗子も乗務していた。そしてグランドスタッフの木村菜採もまた仕事に限界を感じ辞めようかと考えていた。 ホノルル行きの便は離陸前の多様なトラブルがありながらも出発。機内では鈴木が原田の指導に戦々恐々とし、悦子は次々と繰り出される乗客の要求に右往左往。 そんな中、鈴木・原田のもとに、山崎麗子からキャビンで翼に何かがぶつかるのを見た乗客がいるとの知らせが入る。その直後、機のエアデータ・コンピュータが狂った表示を出し始めた。

大学を出たばかりのバリーは蜂蜜をつくる仕事についたが不満を持っていた。ミツバチの世界では1度決めた仕事は一生変わることができない。ある日バリーは決まりを破って巣の外に出る。殺されそうなところをヴァネッサに助けられ交友を築くが、彼女とともに行ったスーパーマーケットで棚に大量のミツバチが並んでいるのを見つける。蜂蜜が人間に横取りされていると知ったバリーは訴えを起こして蜂蜜をミツバチのもとに取り戻す。しかしミツバチが働かなくなったことで世界中の花が枯れてしまう。困ったバリーとヴァネッサはパサデナで開かれるフラワー・フェスティバルに出品される最後の花を受粉しに向かう。