セルジオ・レオーネ監督が、主演チャールズ・ブロンソンをはじめ豪華出演陣で描く西部劇の傑作。土地を狙う鉄道王モートンの差し金で夫を失ったジル。その後も執拗に狙われる彼女にもとに謎のガンマンが現れて……。

シカゴ郊外の刑務所(ジョリエット刑務所)を出所したジョリエット・ジェイクと、彼を迎えに来た弟のエルウッドは、兄弟を育ててくれた孤児院に出所の挨拶に行くが、そこで、孤児院が5000ドルの税金を払えないため立ち退きの瀬戸際にあることを知る。孤児院の危機を救うため援助を申し出る二人だが、犯罪で得た汚れた金は要らないと逆に院長に追い払われてしまう。

18年の刑期を終えて出所したエルウッドは、相棒ジェイクの死を乗り越えてバンドを再結成しようと決意。孤児のバスターを新しい相棒に、昔の仲間たちを集め、130歳のブードゥーの妖女が主宰する勝ち抜きバンド合戦に向けて出発する。警官隊や過激な右翼団体に追われながらも、どうにか目的地のルイジアナにたどりついたエルウッドたち。そこには、最大の敵ルイジアナ・ゲーター・ボーイズが待ち受けていた!