散らかった部屋の中で、あまりの退屈さにうんざりしたアリス(クリスティーナ・コホトヴァー)は、人形で「アリス」ごっこを始める。とその時、ガラスケースの中の白ウサギが突然動きだし、懐中時計を手に慌てて駆け出す姿に驚きながらもアリスは後を追うことにし、いつしか不思議の国にたどり着く。面白半分にインクを飲み、あっという間に小さくなったアリスが、タルトを食べると今度は大きくなってしまう。
19世紀のロンドン。貧しい人たちが暮らす施設で母親が亡くなった時に生まれた息子、オリバーは元気のいい少年に成長するが、飢えた子どもたちの心を代弁したために施設から追い出されてしまう。オリバーはすりの少年ドジャーと知り合い、彼の仲間に加わり、老紳士ブラウンローに初仕事を仕掛けるが失敗。だが、ブラウンローはなぜかオリバーのことを気に入る。やがてオリバーの親戚に関して意外な事実が明らかになっていく。
大西洋の小島の港町「スワロー・フォールズ」。イワシの缶詰で有名だが最近は売れなくなったため、島の住人が食べていた。フリントは発明家になることが夢だが発明品はことごとく失敗し周囲からは迷惑がられていた。ある日、水を食べ物に変えるマシン「FLDSMDFR」を開発した。稼働に大量の電力がいるので町の変電所で試したがマシンは空の彼方へ飛んでいき雲を吸い取り、大量のチーズバーガーを降らせたことで町の住人たちは大喜びした。その後、フリントは食べ物を降らせることで皆を大喜びさせ、町の人気者となっていくが、コントロールを乱していったマシンは巨大化した食べ物を生産し始めてしまう。
日曜日の朝にたまごからかえったあおむしはおなかがぺこぺこ。食べるものを探し始めます。 月曜日にはりんごをひとつ、火曜日には梨をふたつ...。食べても食べてもはらぺこのあおむしは土曜日には食べ過ぎておなかを壊してしまいます。 あおむしはすっかりふとっちょになり、さなぎへと変化します。そしてとうとう、きれいなちょうちょに変身したのでした。 はらぺこあおむし(The Very Hungry Caterpillar Board Book ) だんまりこおろぎ(The Very Quiet Cricket) ほか全5話
8歳の少年マックスはシングルマザーのママと姉と3人暮らし。マックスはある日、大好きな狼の着ぐるみを着て悪さをするが、それにママは激怒。その悔しさから家を飛び出したマックスは偶然見つけたボートに乗って海へ。やがてマックスがたどり着いたのは、大きな体を持つ不思議な“かいじゅう”たちが大勢暮らす島だった。マックスはなりゆきからその島に王様として迎えられ、みんなが幸せに暮らせる王国を作ろうとめざす。
全寮制の学校へ行きたくない少女ウェンディ・ダーリングは、大人になることを拒む少年ピーター・パンと出会う。兄弟たちや小さな妖精ティンカー・ベルとともに、ウェンディはピーターに導かれ、魔法の世界ネバーランドへと旅立つ。そこで彼女は、邪悪な海賊フック船長に立ち向かい、人生を永遠に変えるような胸踊る冒険へと乗り出す。