フランク・キャプラ監督の『ポケット一杯の幸福』をジャッキー自らメガフォンを執ってリメイクした、1989年製作のアクション娯楽大作。時は1930年、香港で職を探してさまよっていたトウ(ジャッキー)は、詐欺師に騙されて一文無しになってしまう。しかし、偶然マフィアの抗争に巻き込まれた彼は、ボスの死に際に突然後継者として指名され、まったく違う人生を歩むことになる。

刑務所で意気投合したポット、チンケ、ハンサム、モジャ、マジメの5人は出所後に社会復帰しようと清掃会社を始めたが仕事のわりに儲からない。そこで労働の息抜きとして清掃を行った屋敷主催のパーティーに潜り込み、ついでに金持ち達と会って顧客の開拓を目論んだが、それはマフィアの主催するパーティーだった。しかもマフィアが闇取引で用意した偽札入りアタッシュケースを盗んだと勘違いされてモジャの美人の妹を人質に取られてしまう。