A.I.M.S.の隊長・刃唯阿に対し、国防長官の大門寺は仮面ライダー滅亡迅雷の破壊を命じた。この指令に戸惑う唯阿だったが、仮面ライダー滅亡迅雷もまた、次の標的を唯阿=仮面ライダーバルキリーに定めていた。さらに、いまやZAIAエンタープライズの呪縛から逃れた兵士型ヒューマギア=ソルドたちも、自由を求めてA.I.M.S.との全面戦争に乗り出す。一方、滅亡迅雷.netの4人の壮絶なる最期を目撃した不破諫は彼らの“真意”に気づき始めていた。あくまで自らの“正義”を貫き、仮面ライダー滅亡迅雷やソルドたちとの戦いを拒み続ける唯阿の運命は? そして、ひとつの覚悟を決めた諫は、仮面ライダーバルカンとして、最後の使命を果たそうとしていた―!
オンライン・カジノで大損した大学生が、ひょんなことからその経営者の手伝いをすることになり、やがてFBIにも目を付けられて窮地に陥るさまをスリリングに描く。監督は「リンカーン弁護士」のブラッド・ファーマン。オンライン・ポーカーで大負けし、学費を全額スッてしまった天才学生リッチー。すぐにサイトのイカサマを見抜き、カジノ王として知られるサイト・オーナーのブロックのもとへと直談判に出向く。ブロックはリッチーの抗議を受け入れ、お詫びとして掛け金の返済と残りの学費の肩代わりを申し出る。さらに、彼の才能を高く評価したブロックによって、カジノ経営を手伝うことになるリッチーだったが...。
人材派遣会社経営の久保田周がバットで撲殺される。現場には凶器と思われる金属バットと古いオモチャのようなものが落ちていた。京都府警本部長の高倉(大杉漣)から現場に出るよう命じられた宅間善人(草彅剛)ら特別捜査係の面々は捜査を開始。すると遺留品の古いオモチャが、10数年前に宅間が京都府警広報課に在籍していたときに作った『京都を守る正義のキョートマン7』というフィギュアだったこと、そして『キョートマン7』はそれぞれ違った職業のキャラクター7人で構成されており、今回の現場に置かれていたものは“検事”を表わすものだったことがわかる。奇しくも久保田は元京都地検の部長検事だった…!宅間は「これは俺が解くべき事件」と言い、これまでコンビを組んできた姉小路千波(南果歩)にコンビ解消を告げる。独自に捜査を始めた宅間は、警察官だった千波の夫・竹彦が殺された事件の現場に、警察官の制服を着た『キョートマン7』が遺されていたことを発見! 以前に“脚本家”と呼ばれる服役囚・佐神稚洋(上川隆也)が「12年前の姉小路さんのご主人の事件と、あなたが冤罪になった事件は繋がっています」と語っていたことが真実味を帯びてくるのだった…。宅間の行動を不審に思った千波は彼を問い詰め、その事実を聞き出す。「これからどんな危険なことがあるかわからないから姉小路さんを巻き込むわけにはいかなかった」という宅間を制し、松原唯子(芦名星)、堀川耕平(平岡祐太)ら特別捜査係のメンバーとともに12年前の事件についての捜査を開始。すると、現場に『キョートマン7』が遺された同様の事件が数件存在していたことが判明する!宅間が作ったフィギュアが関わる数々の事件に関連性はあるのか?あるならば、その犯人とは?わずかな手がかりから宅間たちは事件の真相に切迫。そして思いがけない人物にたどり着く…。さらに宅間の冤罪事件に関する衝撃事実も明らかに…。