ヌーベルバーグを代表する女性監督アニエス・バルダの代表作のひとつで、幸福を求める平凡な夫婦に訪れる皮肉な運命を描いた人間ドラマ。フランソワは美しい妻テレーズや可愛い子どもたちに囲まれ、平穏で幸せな毎日を送っていた。ある日、近くの町へ出かけたフランソワは、郵便局で働く女性エミリーと出会い、恋に落ちてしまう。その一方で、フランソワは妻テレーズのことも心から愛していた。ある日、家族を連れてピクニックに出かけたフランソワは、テレーズに不倫の事実を打ち明けるが……。1965年ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞した。

父と娘は、現代社会から逃れるように森林でひっそりと暮らしてきた。だが、2人は警察に見つかって社会復帰を促され、親子の日常ときずなが大きく揺らぎ始める。

母親が不治の病であることに直面した少年が、常識にとらわれない価値を学んで成長する姿を描いた心温まるコメディ。監督は『アニー・ホール』のダイアン・キートン。