霧の都・ロンドン。テムズ河に女性の全裸死体が浮かんだ。今回も犯行手口は縞柄のネクタイによる絞殺。市民は姿なき殺人鬼の相次ぐ凶行に震え上がっていた。そんな折、元妻を殺され容疑者になってしまったリチャードは、友人のラスクに助けを求めるが…。

ヘンリーは、服役中に知り合ったオーティスと共同生活をしながら、表向きは害虫駆除の仕事を坦々とこなす日々を過ごしていた。しかし、殺人への渇望は充たされることはなく、あたかもそれが日課のようなに殺人を繰り返していたのだった。やがてヘンリーの”狂気”はオーティスをも引き込んで、凶行はさらにエスカレートして行く。そしてある日、オーティスの妹ベッキーが彼らの生活に加わり、これをきっかけにしてヘンリーとオーティスの関係は均衡が次第に崩れ始めるのだった。

野獣に襲われたとおぼしきいくつもの死体。宮廷より派遣されたフロンサックは、野獣の正体解明と事件解決に向けて捜査を始める。予想外の展開にド肝を抜かれるアクション・エンタテインメント作。

ホラー映画界の巨匠ウェス・クレイブンが77年に手掛けた「サランドラ」を、「ハイテンション」のアレクサンドル・アジャ監督がリメイクした衝撃のスラッシャー・ムービー。トレーラーで砂漠を横断中のカーター一家。ところが、近道をしようとしたのが災いし、荒地の真ん中で立ち往生してしまう。その近くには核実験の影響で突然変異を起こした恐ろしい食人集団が潜んでおり、何も知らないカーター一家に忍び寄っていた……。

山崎家は崩壊寸前だった。女子高生とのエンコーの実態をドキュメンタリーに撮るつもりが、家出中の娘・美貴と関係を持ってしまった元ニュースキャスターの父・山崎。外ではいじめられっ子、家では母親に暴力を振るう息子の卓哉。そして、息子の暴力から逃れる為、SM売春でクスリ代を稼ぐ母・恵子。そんな一家に、山崎の頭をカチ割ったことが縁で秀臣という若者が住みつくようになる。

イタリアの鬼才ルッジェロ・デオダートが、食人族の恐怖をファウンドフッテージ・モキュメンタリー形式で描いたホラー映画。その情け容赦ない残酷描写から世界各国で上映禁止やフィルム没収、ビデオ発売中止騒動など物議を醸した一方、カルト的作品として語り継がれている一作。 ドキュメンタリー撮影のため南米アマゾン奥地の「グリーン・インフェルノ」と呼ばれる秘境を探索していたアメリカ人男女4人組が消息を絶った。現地へ向かった救助隊は未開のジャングル奥地で食人族の村にたどりつき、白骨化した遺体を発見。持ち帰った撮影済みフィルムを確認すると、そこには想像を絶する地獄絵図が記録されていた。