1934年、イギリスの片田舎にある全寮制の女子高校。洗練された美しい校長ミス・Gはその妖しい魅力で女生徒たちの憧れの的だった。ダイビングチームに所属する女子生徒ディーらは、ミス・Gが語る異国の地の話やファッションの虜になり、校長の目をひこうとやっきになっている。そんなある日、スペインから貴族出身の美少女フィアマが編入してくる。ダイビングチームに加わったフィアマをミス・Gはすっかり気に入って特別扱いするが、他の女子生徒たちはこれに嫉妬し、フィアマを執拗にいじめ始める。

ニューヨーク。ある夜、哲学科の大学院生キャスリーン(リリ・テイラー)を謎めいた女(アナベル・シオラ)が呼び止める。女は「やめて」と言ったら許すとささやき、恐怖のあまりなにも言えないキャスリーンの首筋に噛みついた。やがてキャスリーンの身体に変調が。