アメリカ西部。吹雪の中、鉱山から砦を目指し7人の凶悪犯を護送するブラウン軍曹、この中に妻を殺害した犯人がいるとの情報を得て犯罪者護送の任務に就いた彼は、娘サラも同行させていた。突然、金塊目当ての山賊たちに護送馬車が襲撃され馬車は転覆大破、同僚と馬も失ってしまう。歩いて山越えをすることになったブラウン父娘と囚人達。孤立無援の状況の中、彼らは山小屋を発見するのだが…。

1970年代、サウスボストン。アイリッシュ・マフィアのボスとして同地一帯を牛耳るジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーに、FBI捜査官のジョン・コナリーが接触を図ってくる。彼はFBIと手を組んでイタリア系マフィアを駆逐しようとホワイティに持ち掛け、密約を交わすことに成功。両者の連携によってイタリア系マフィアの勢力は弱まるが、その一方でホワイティは絶大な権力を持つようになる。

ニューヨークで女性ばかりを狙った連続殺人事件が発生する。捜査を担当する警部は目撃者の証言からある男を容疑者と特定するが、その人物は死体で発見された。心理学者とともに犯人像を分析した警部は、唯一生き延びた女性の前に再び犯人が現れると確信するのだが……。