児童福祉職への就職が決まっている束谷大学文学部社会学科4年生・堀貝佐世(佐久間由衣)は、アルバイトと学校と下宿先を行き来しながら、友人たちと退屈な日々を過ごしていた。そんな中、同じ大学に通う猪乃木楠子(奈緒)と出会い、痛ましい過去を持つ彼女と親しくなる。やがて、学内の知人・穂峰直(笠松将)の死をきっかけに、堀貝は何げない日常と隣り合わせにある残酷な現実を知ることになる。

地方の町フォークス。高校卒業が近いベラはヴァンパイアの恋人エドワードから求婚されるが、自分に好意を抱く人狼ジェイコブを思って悩む。同じ頃、フォークスと同じ州のシアトル。人間からヴァンパイアに生まれ変わって間もない集団“ニューボーン”が人々を襲撃。ひとりは昔エドワードに恋人を殺され、復讐をたくらむ女性ヴァンパイアのヴィクトリア。エドワードらヴァンパイア一家は宿敵のジェイコブら人狼たちと組んで戦うこととなる。

伝説のジャーナリスト、故ハンター・S・トンプソンの自伝的同名小説の映画化。若きトンプソン自身をモデルに、プエルトリコで地元紙のフリー記者として働き始めたアメリカ人青年が、慣れない土地で繰り広げる悪戦苦闘と狂騒の日々を綴る。