凄腕の企業乗っ取り屋エドワードは、モースが経営する会社を買収するためロサンゼルスへ。ビバリーヒルズのホテルに泊まり、夜のハリウッドをドライブすると、そこで若い売春婦ビビアンと出くわす。彼女を気に入ったエドワードは1週間もの間、彼女を雇って自分のそばにいさせる。やがて2人の間には本物の愛情が芽生え始めるが、片やビジネスマンで片や売春婦。暮らす世界の違いからビビアンは彼と別れる決心を固める。
貿易商を営む父親が再婚し、継母とその連れ子である姉妹ドリゼラとアナスタシアと暮らすことになったエラ(リリー・ジェームズ)。だが、父親が不慮の事故で命を落とし、それを機に継母と義理の姉妹からつらく当たられ、召使いのように扱われる毎日を送る。勇気と優しさが魔法の力になるという亡き母の教えを胸にひどい仕打ちに耐えてきたエラだったが、ついにこらえきれずに家を飛び出してしまう。森へと馬を走らせた彼女は、城で働いているという青年キット(リチャード・マッデン)と出会い、心惹(ひ)かれるが……。
父の死後、継母にこき使われていた女子高生サムは、ダンスパーティーで理想の王子様に出会う。ガラスの靴ならぬ携帯電話に導かれ、2人は幸せを手にできるのか。
もしもあの時、ガラスの靴を履いたのがシンデレラではなかったとしたら…? 愛する王子と結ばれて幸せに暮らし始めたシンデレラ。そんなある日、妖精のおばあさんの魔法の杖を手に入れたまま母は、ガラスの靴を足に合わせたあの“運命の日”まで時間を戻してしまいます。そしてシンデレラの幸せを奪おうと王子にも魔法をかけてしまい…。
見栄っ張りな継母と義理の姉たちのいじめに耐えながら、サンタランドで小人として働くキャット。歌手になる夢を抱く彼女に、クリスマスの奇跡が起こる。
本編はお城に嫁いだシンデレラのその後が舞台となっており、シンデレラに魔法をかけた妖精のおばあさんがシンデレラの物語を聞かせていく。お城に嫁いだシンデレラが初めて取り仕切ることになった晩餐会の話、ねずみのジャックが人間に変身してさまざまな人間たちとの交流を描いた話、シンデレラのお姉さん・意地悪なアナスタシアが町のパン屋の主人に恋をしてしまう話の3本立てで展開される。そして話を聞かされたジャックやガスは、それらの話を本にしてシンデレラにプレゼントすることを思いつくのだった。