アウシュヴィッツで生き延びるため、同胞の死体処理に従事しているユダヤ人・サウル。収容所で息子の死に遭遇してしまい、ユダヤ教の教えのとおり埋葬してやろうと奔走する。〈第88回アカデミー賞〉の外国語映画賞を受賞した感動作。

死体と遺族を撮影する「遺体写真家」の男が、無数の悪霊が取り憑く呪われた村の謎に挑む姿を描いたハンガリー製ホラー。第1次世界大戦後のハンガリー。戦争から瀕死の重傷を負って帰還した元兵士のトーマスは、死者と遺族の最後の写真を撮る遺体写真家として生計を立てている。彼は仕事の依頼を受け、戦争とスペイン風邪で大量の犠牲者が出た村を訪れるが、そこは死者が悪霊となって棲みつく呪われた村だった。トーマスは村の少女アナと協力しながら、霊を写真に捉えることでその秘密を紐解いていく。そんなトーマスたちに、悪霊たちが容赦なく襲いかかり……。