ニューヨーク・ポスト紙で駆け出しの記者として働く21歳のスザンナ・キャハラン。仕事ではいつか1面を飾ってみせるという意欲に燃え、プライベートでもスティーヴンという恋人ができるなど希望に溢れる充実した日々を送っていた。ところが次第に体調の異変を感じるようになり、ついには激しい痙攣の発作を起こしてしまう。しかし病院での検査では異常が見つからず、症状だけが悪化していく。両親とスティーヴンはそんなスザンナを懸命に支え続けるが、医師たちはもはや手に負えないと判断し、彼女を精神科へ転院させようとするのだったが…。

ネットに直接アクセスする電脳技術が発達し、身体の一部または全てを義体化(サイボーグ化)することが出来るようになった近未来。ミラ・キリアン少佐率いる警察エリート組織「公安9課」は、日々サイバー犯罪やテロ行為を取り締まる任務を遂行している。少佐はテロ組織がハンカ・ロボティックス社のサイバー技術の破壊をもくろんだ事件をバトーらと共に捜査するうちに自分の記憶が何者かによって操作されていたことに気付く。