アメリカの軍事コンピュータが、誤ってソ連に対する核攻撃指令を発してしまう。命令を受けた爆撃機は直ちにモスクワへ向けて発進、帰還可能ポイント=フェイル・セイフを超えてしまう。ソ連側の迎撃部隊も、爆撃機を撃墜することができず、ついに全ての手段は失われる……。

娘に異常な愛情を注ぐ母のマリエッタ。彼女はある男に依頼して、娘の恋人セイラの命を狙う。だが暗殺は失敗に終わり、逆に男はセイラに殺されてしまうのだった……。出演はニコラス・ケイジ、ローラ・ダーン。

ロンドンで映画館を営むヴァーロックは、破壊活動をする裏の顔を持っている。隣の八百屋の店員になりすました刑事スペンサーが彼を監視する中で次の指令を受けたヴァーロックは、警察の目をごまかすために、妻の幼い弟スティーヴィーに爆弾を持って行かせる。しかし、スティーヴィーは爆発の設定時刻までに目的の場所に持っていけなかったため、移動のバスの中で爆死する。弟の死に激しいショックを受けた妻は開き直る夫を咄嗟に刺殺してしまう。そこに現れたスペンサーは、かねてよりヴァーロック夫人に対して好意を抱いていたことから、彼女と共に国外に逃げることを提案する。

1959年、マサチューセッツ州レキシントンのとある小学校では創立記念日を迎えようとしていた。この小学校の生徒の一人、ルシンダの提案が評価され、みんなでタイムカプセルを埋めることになる。それぞれが思い思いに描いた『絵』をその中に閉じ込めて。50年後、それは予定通り掘り起こされた。この小学校に通う少年ケイレブは、不可解な数字で埋め尽くされた一枚の紙を持ち帰ってきた。彼の父親で宇宙物理学教授のジョンは、そこに記された数字の羅列が過去50年とこれから先に起きる未来の出来事を予言したものだと気づく。

拳銃密売を手掛けるキャットは短気な情夫アルとアウトローな人生を送っていた。ある日、キャットは秘密裏に進めた密売が引き金となり、アルに手酷い暴力を振るわれる。キャットは意を決しそんなアルへの復讐に乗り出す。

世界中から依頼を受ける、冷酷な凄腕の殺し屋。引退を決めた彼は、暗黒街の大物に依頼された4件の暗殺を最後の仕事として引き受け、バンコクへ向かう。彼は完璧に準備していたが、ある出会いによって心を乱し、かつてない危機に直面する。