フランスの田舎町に暮らす夢見がちな少女ベルは、捕らえられた発明家の父を救出しに行った森の中の古城で、恐ろしい姿をした野獣と対面する。野獣はかつてわがままな王子だったが、魔法によって姿を変えられ、21歳の誕生日までに誰かを愛さなければ元の姿に戻れないという呪いをかけられていた。いつしか惹かれ合うベルと野獣だったが、一方、ベルに想いを寄せる乱暴者ガストンが野獣を倒すため森の城に向かっていた。

晴れてベンの恋人となったマルは、正式に王室の一員となることへのプレッシャーに押しつぶされそうになり、現実逃避から、悪のルーツである生まれ故郷ロスト島へと舞い戻ってしまいます。ロスト島では、宿敵ウーマ(「リトル・マーメイド」アースラの娘)が、マルの後釜に座り、ヴィランズの子どもたちを牛耳っていた。

空想好きのサラは、女優を夢見る15歳の少女。ある土曜、両親が連れ立って外出し、彼女はまだ赤ん坊の弟トビーの世話を頼まれる。ぐずるトビーに、サラが愛読書の「ザ・ラビリンス〈迷宮〉」を読んで聞かせると、なんとトビーの部屋の片隅から突然黒い影が動き出し、“迷宮”の魔王ジャレスが現われる。ジャレスはトビーをさらうと姿を消してしまい、サラは後を追って数々の罠が待ち受ける迷宮へと足を踏み入れる。

サンフランシスコ、チャイナタウンへやってきたトラック運転手のジャックは友人ワンの婚約者ミャオを迎えに行くが、彼女はその途中で怪しい集団に誘拐されてしまう。2000歳を越える怪人ロー・パンがミャオをいけにえにしようとしていることを知ったジャックはワンや仲間たちとともに敵のアジトに乗り込む。しかし彼らの前には、妖怪や魔術の使い手が待ち受けていた! カンフー・アクションを取り入れた、コミカルな魔界アドベンチャー。カート・ラッセルがドジ連発の主人公を演じて笑わせる。

物語や神話を研究するナラトロジー(物語論)の専門家アリシアは、講演で訪れたトルコのイスタンブールで、美しいガラスの小瓶を手に入れる。ふたを開けると、巨大な魔人ジンが中から現れ、自由にしてくれたお礼に三つの願いをかなえようと彼女に申し出る。しかし物語の専門家であるアリシアは、魔人の誘いに乗らなかった。

もしもあの時、ガラスの靴を履いたのがシンデレラではなかったとしたら…? 愛する王子と結ばれて幸せに暮らし始めたシンデレラ。そんなある日、妖精のおばあさんの魔法の杖を手に入れたまま母は、ガラスの靴を足に合わせたあの“運命の日”まで時間を戻してしまいます。そしてシンデレラの幸せを奪おうと王子にも魔法をかけてしまい…。