香港映画「インファナル・アフェア」をマーティン・スコセッシがボストンに舞台を変えハリウッドでリメイクしたアクションサスペンス。レオナルド・ディカプリオとマット・デイモンが主人公の警察官とマフィアをそれぞれ熱演。名優ジャック・ニコルソンがマフィアのボス役で脇を固める。犯罪者の一族に生まれたビリー(レオナルド・ディカプリオ)は、自らの生い立ちと決別するため警察官を志し、優秀な成績で警察学校を卒業。しかし、警察に入るなり、彼はマフィアへの潜入捜査を命じられる。一方、マフィアのボス、コステロ(ジャック・ニコルソン)にかわいがられて育ったコリン(マット・デイモン)は、内通者となるためコステロの指示で警察官になる。
元グリーンベレーでありベトナム戦争から帰還したジョン・ランボー。戦争は終わり、たった一人生き残った戦友を訪ねた帰り道、ふらりと田舎町に立ち寄ったが、汚らしい風来坊という見た目だけで保安官にいわれの無い嫌がらせを受け、無実でありながら不当逮捕されてしまう。保安官事務所内で静かに抵抗するランボーだったが、監禁され暴行されるうち次第に戦場でかつて経験した過酷な拷問の苦痛が蘇り警官達をあっという間に打ちのめしそのまま逃亡してしまう。追われるランボーだが逃げ込む先は彼のグラウンドである山の中。ゲリラ戦で培った戦闘技術で追跡する保安官全てを圧倒的に屈服させるが、ランボーの逃走はマスコミ、州警察、軍を巻き込み次第に大事になってゆく。
才人スパイク・リー監督が、自身も尊敬する、近代アメリカきっての偉大な思想家であり、キング牧師と並ぶ黒人解放運動のリーダー、マルコムXの生涯を描いた伝記的作品。物語は、マルコムがチンピラだった頃から始まる。若くして窃盗罪で服役し、刑務所の中でイスラム教に改宗、出所ののち彼は、イライジャ・ムハマットの下でブラック・モスレムきっての白人を敵対視する煽動家となる。やがて組織に疑問を感じ、多人種共存の道を探ってメッカを巡礼、そしてあらゆる人種の真の友愛を悟って帰国。そしてアメリカ黒人の解放運動を今までになかった新しい理念によって大きく展開しようとした矢先の1965年2月21日、ハーレムのオーデュボン・ボールルームでの講演中に13発の銃弾を浴びて射殺されるまでの、壮絶な軌跡を克明に追う。原作は、マルコムXが著わし「ROOTS/ルーツ」のアレックス・ヘイリーがまとめた『マルコムX自伝』。D・ワシントンのパワフルな芝居とテンポの良い演出が、この長尺を一気に見せる。
探偵フィリップ・マーロウがメキシコへと送った友人が自殺した。彼には妻殺しの容疑がかけられていた。一方、別件で行方不明の作家を探し出したマーロウは、彼が死んだ友人夫妻の知り合いだという事を知る。やがて、友人が持ち逃げした金を返せとギャングが現れる…。
ニューヨークの5番街。朝の買い物客で賑わうデパートが突然爆破された。サイモンと名乗る爆弾テロリストが爆破場所を地下鉄、小学校と次々に指定し、ニューヨーク市民を巻き込んだ爆破計画を敢行する。その予告爆破を阻止すべく、またまた“あの男”が立ちあがった!
クリスマス間近のロサンゼルス。黒人2人組に車を盗まれた地方検事のリック夫妻。白人警官のライアンはパトロール中、裕福な黒人夫婦に屈辱を味わわせた。ペルシャ人の雑貨店主ファハドは、ドアの修理に来た黒人ダニエルと口論になる。やがて、彼らの人生は思いがけない形で交錯する。
タクシー運転手のマックスはロサンゼルスで12年間まじめにタクシー運転手という職業をこなしていた。ある日、客として乗せた女性検事アニーとの会話をするうちにささやかだが心が通じ合い、アニーはマックスに自分の名刺を渡して車を降りる。
人体にバイオ・ケーブルを接続して楽しむゲーム“イグジステンズ”の発表会で、開発デザイナーが狙撃される。現場に居合わせた警備員テッドは彼女を守ろうとするが……。監督は鬼才デヴィッド・クローネンバーグ。
正義のためなら手段を選ばない刑事のラドロー。かつてのパートナーを殺された事件をきっかけに、自分が巨悪に操られていたことを知り猛攻に出る。キアヌ・リーヴスが孤独と葛藤を抱えたキャラクターを演じるクライム・アクション。
スティーブンキング小説に基づいたスリラー。 デップは悪い時代を経験している作家です。創造的な干ばつは、彼の妻 からの分離のプロセスによって悪化します。 このような状況では、奇妙なキャラクターが彼の人生の中で登場し、彼が彼の物語の1つを盗用したと非難します。
エージェント"47"と呼ばれる冷徹な殺し屋は、共産主義の復興を目論む政治家の暗殺を企てる。遊説中のターゲットを見事に狙撃。完璧な仕事と思われたが、昨夜、バーで話かけてきた娼婦のニカに現場を目撃され…
現代の情報社会に忍び寄る、巨大な陰謀に巻き込まれていくハイテク・サスペンス!優秀なコンピューター・アナリスト、アンジェラ。インターネットを通じて政府の機密データにからむ陰謀にアクセスした彼女は、その裏に潜む巨大な組織により個人データを犯罪者のものとすり替えられ命を狙われる。唯一の味方だった昔の恋人までもが殺され、絶体絶命のピンチを迎えるが…。
海沿いの町イーグルズ・ネスト。そこでバーを経営しているアリスは、夫であり共同経営者でもあるジャックの暴力に耐えかね、ディランという青年との浮気に走っていた。だが、それを知ったジャックは激しく怒り、殺し屋であるチャーリー・ウルフにアリスの殺害を依頼するのだった。一方その頃、ジャックの妹ルーシーとその夫で歯科医のネイサンは、ギャンブルで作った多額の借金を前に頭を抱えていた。そこで彼らが思いついたのが、兄嫁であるアリスをルーシーに見せかけて殺害し、ルーシーに掛けた生命保険で借金を帳消しにすることだった。しかし、その計画を悪徳警官のブルースに知られてしまったことで、ネイサンは手に入れた金の半分を渡すようブルースから脅しを受けてしまうのだった。一人の殺し屋と六人の悪党、それぞれの思惑は交差し合い、それぞれの命を奪う大騒動に発展する。